2018年12月29日土曜日

『奇跡のリンゴ』と強い根っこ


2018年仕事納め、そして移動中。


南国に向けて、現在上海で待機中。
時間があるので、最近読んだ本について。



奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家-木村秋則の記録



リンゴは、無農薬では作れない・・・



そんな常識と戦った一人の農家の物語。



試行錯誤する中で、樹の本来の生命力を引き出していく。



弱り切ったリンゴの樹は、自然に近い土の中で
地中に根を強く張り、そこから甦っていく。



途中で、稲の話も紹介されている。



田の耕し方は、粗くする。


はじめは、生育が遅いように感じられるものの
その間に根を張らせ、その後急激に稲が伸びる。




それは人の生き方にも通じる。



今の時代、人は本来の生命力を発揮しなくても
生きていけるような環境になっている。



だから薬がない環境、除菌されていない場所では
あっさりと屈してしまう。



学校での勉強や、会社での仕事での成果が
果実だとすれば、
そこばかりに気を取られて、大きい実が育つ
ための水、肥料、農薬を摂取しようとする。



ただ、そのベースになる生命力の根源を
成長する過程でどれだけ強いものとして、
変化に耐えうるものにできたかが大事なんだ。




根の伸ばし方は、人それぞれ。



人に評価されるかどうかに関係なく
自分が好きなことを続けることや、
心の赴くままに何かに打ち込む中に
あるんじゃないだろうか。



そして、人はきっといつ、いつからでも
根を伸ばすことができるはず。



2018年の終わりに、これから来る新たな年に
根を伸ばしたいと、強く願う。





危険から守り給えと祈るのではなく、
危険と勇敢に立ち向かえますように。


痛みが鎮まることを乞うのではなく、
痛みに打ち克つ心を乞えますように。


人生という戦場で味方をさがすのではなく、
自分自身の力を見いだせますように。


不安と恐れの下で救済を切望するのではなく、
自由を勝ち取るために耐える心を願えますように。


成功のなかにのみあなたの恵みを感じるような
卑怯者ではなく、失意のときにこそ、
あなたの御手に握られていることに気づけますように。


(ラビンドラナート・タゴール『果物採集』より)



2018年12月26日水曜日

日本語人材育成フォーラムに登壇


年末になってどうも体調が悪く
週末を含めてしばらく休養中。


書こうと思っていた先週12月18日の
日本語人材育成フォーラムのこと。




「大連における日本語人材の活躍の場」
についてパネルディスカッション。



大学での日本語教育、企業での育成、
コンサルタントから全体的な意見など
交えながら議論を行った。




①大連の日本語人材需給状況について



どちらかというと人材流出が問題視されている
ようだが、求職者にとってみれば選択肢が
増えていることは前向きに捉えられる。



アプリなどで外地の求人情報が簡単に取得でき、
応募もできる。



日本に行って働くということも増えてきている。



また、以前だと親元を離れられないということも
多くあったが、親世代の考え方もオープンに
なってきていると言える。



②日本語プラスアルファ



語学能力だけではない、文化や習慣を
越えたコミュニケーション能力が求められている。



中国人のコミュニケーションの特徴
(直感的・感情的・合理的)

日本人のコミュニケーションの特徴
(推測・期待・空気を読む)


お互いの違いを理解し、尊重をベースに
歩み寄っていくことが必要。



③学生に求める人物像や基礎知識



中国における日系企業が求める人材像や
優秀の定義は変わってきている。



つまり、安く生産する場所から
販売する市場としての位置付けに。



言語能力と従順さが求められていたのが以前、
現状、そしてこれからは柔軟性や積極性、
人を巻き込んでのプロジェクト推進能力が
求められる。



学生がやってきたことを面接でアピール
する際には、インターン活動などの結果(点)
ばかりを強調しがち。



何にしてもそこにどんな思いが
あり、ストーリー(線)があるのか、
それを語り、同志を募ることができる人が
評価される。





簡単にまとめると、こんな感じ。



懇親会では大学で日本語を教えている
先生方と交流する機会があった。



最近では学生は仕事探しにはあまり
苦労していないようだ、とのこと。




大学で日本語を勉強したからと言って
その後日系企業に入社する、
日本語を使った仕事を選ぶ、
とは限らない。



日系企業にとっては、人材獲得に向けて
難しい局面になってきているようだ。



2018年12月21日金曜日

上海総領事公邸でのソフィア会


月曜日、12月17日のこと。


今年は上海に毎月行っていたが、
最後を締めくくるイベントに参加。



上智大学の卒業生同窓会、ソフィア会。



面白いのは、上海のメンバーは
日本人・中国人、男性、女性とバランスよく、
年齢層も卒業したばかりの人から、幅広い。


今回は、片山総領事夫人が同窓生ということ
で総領事公邸で開催ということとなった。


事前にパスポート番号を登録、当日は
パスポートを持参してチェック。


ただし、厳重な荷物検査などは無し。


さすが上海、以前ドイツ人の銀行家が建てた
ものを使っているとのこと。


総領事と総領事夫人の暖かい雰囲気から
とても家庭的な空気で交流ができた。



思い返せば、上海に来てソフィア会に参加して
みたことから、大事な出会いがあったり
転機になっているような気がする。



海外で生活していて、おもしろいのが
日本にいたら交わらないであろう人たちと
知り合い、同じ目線で話ができるということだ。



同じ原点に戻って語りあえる人がいる、
それがとても心強い。



異文化コミュニケーションの礎は
すでにあの時からあったんだと。



ふと、四ツ谷の土手の湿った空気と
匂いを思い出した。



2018年12月17日月曜日

上海市工商外国語学校での講演


久しぶりに週末を上海で過ごしている。


街の樹々にはまだ葉がついていて、
一見秋のように見えるけど、空気は冷たい。


特に東北にある、アレが無い。


そうそう、室内が常に暖かくなる、アレ。


11日に上海に来て、18日に大連に戻るので
1週間滞在のスケジュール。


今回14日には上海市工商外国語学校で
日本語を勉強している高校生向けに講演をする
機会をいただいた。



いわゆる教室で30人位が対象かと思っていたら
立派なステージまであり、参加していたのは
高校1年生〜3年生まで150人位いただろうか。


3年生が手前で、1年生が奥。


おそらく1年生は日本語勉強始めたばかりで
あまり聞き取れないだろうということで中国語
多めで日本語でも解説。


テーマは
『外国語を学ぶおもしろさと
文化や習慣を越えたコミュニケーション』
で1時間程度。




















自分の経験を通して、外国語を勉強して
どのようなおもしろさがあり、一方で
言葉だけでは本当に通じ合えない場合など
の難しさについても話した。


特にこれからは、言葉を翻訳するような能力
はアプリなどで代替が可能になる、
というよりも既にそうなっている。



言葉だけはない、人と人として相手の
バックグラウンドを踏まえて真意を伝えて
動かす、一緒にプロジェクトを進めていく
ような能力が必要とされている。


これまで、と
これから、は違う。


それを自分の目で見極めて、
自分で進む方向を決めて、動く。



そんなことを伝えたかった。



毎回思う、学校という場所が好きだなって。


少しでも何かを感じ取ってもらえたら
うれしい。



2018年12月7日金曜日

べきべき、から、あるある。


最近少し心持ちが変わって来たように思う。


★ わたしがあなたを生みました。
だから、死ぬところもきちんと見届けるわ、どうぞ。



このリンクは心屋仁之助さんのブログ。


いつからだろう、このブログを読むのは
毎朝の日課になってた。


何のきっかけで辿り着いたのかも思い出せないの
だけど多分必要な時にすっと入ってきたと思う。


以前、自分では何かとイライラすることが多かったり
何かあると自分がいかんと思うところがあった。


自分なりの「べき姿」があって、そこから外れる
とざわざわして、落ち着かない。


悲しさと悔しさが入り混じって怒りにつながる。


会社を辞めて、自分でやってみようと思う頃から
それが少しずつ変化して来たように感じる。


できるものはできるのだけど、
できないものはそれこそいっぱいあるし、
頑張っても結局うまくできない。


どこかで苦手なことや弱いことがいっぱいある
自分を受け入れるようになったり、


失敗してもそれはそれでいいんだとか、
全体的には楽観的にいた方が結果うまくいくとか、
全然完璧じゃないけど、でもやっぱり自分は
なかなかいいもの持ってるじゃないかと思ってみたり。



まだ、その途上ではあるのだけど。



失うことを恐れて、自分らしさが出せなくて
結局失う。


ああ、なるほど。そんなことも「ありあり」
なんだと。


自分を責めず。


結果それをいい、悪いと思うのがどちらでも
それを感じ切る、ということかな。


それでいいような気がしている。


それは、自分の選択の積み重ねなんだし。


考えてみれば、「べきべき」のレールからは
随分前に外れてたのに、脱線してもうレールには
乗っかれないのにも関わらず、レールから離れる
ことを怖がっていたような感じだ。



もう、戻らなくていいと認めようと今更ながら
気付いたりして。


本当に、必要な時に必要なものに出会う。


そして明日は寒くなりそうだ。



2018年12月6日木曜日

大連テレビ局に初潜入


雪が降りそうな寒い日。
大連テレビ局へ。


テレビ番組に出演、
するわけではなくて。



とある中国企業の会社資料の
日本語音声を録音するために
所謂、レコーディングにチャレンジ。



建物に入ってみると、やはり古いのか
そこまでテレビ局の華やかさは感じず。


どちらかというと政府役所に入った
ような感じ。


レコーディング室は、だだっ広い中に
一人で入りマイクの前に座る。



そして、ヘッドホンをつけてガラス越しに
指示を受ける。



原稿を読むと、紙に触る音や
少し動いて服の音が入ってしまうので
動かないように、気をつけながら。



ある程度は編集でうまく切ったりつなげたり
もできるらしい。


その辺りはさすがプロ。



何度か撮り直しする部分がありつつ、
終わった時には達成感あり。


本業とは少し違う仕事ではあったものの
最近はちょいちょいスポットの業務依頼が
あり、とてもありがたい。



心をオープンにして、この流れに乗って
行ってみたい。



その流れを、行き先を信じよう。



だからこそ、途中の景色を楽しめる。



2018年12月5日水曜日

大連の日本語人材動向記事を発見


毎日の日課になっている、
日本のニュースチェックをしていたところ
以下の記事を発見。






開いてみたら、もろに大連のことが書いてある。


流れとしては、

・大連は中国最大規模の日本語人材養成拠点

・大学で日本語を学んでも現地就職しない

・理由は魅力的な仕事が少ない、給与が低い

・ネットやアプリで大都市の求人が見つかる

・日本に留学や就職の機会も増えている

・欧米企業や中国企業の方が条件が良い

・やっぱり日系企業は給与が低すぎる

という構成。


大学で日本語を専攻している学生にとって
卒業後の選択肢が増えているのは確か。


日系企業の給与待遇が欧米企業や中国企業と
相対比較して低くなってきているのも現実。



どうもネガティブな側面を切り取られている
ような印象を受けた。


大連は日系企業の進出が早く、社員の定着性
も割と高い。


つまり、日系企業の社員年齢構成はかなり
高年齢化している。


また、ビジネス自体も日本を向いてだけ
の仕事から中国市場向けに変化してきている
企業も増え、採用要件の変化もある。


企業からすれば、日本語ができるというだけ
では採用の際そこまで魅力にならないという
ケースも増えてきている。


そのような変化を踏まえて、
採用マーケットは二極化してきている。


日本語ができる人→買い手市場

現地化に向けて必要な人→売り手市場


その中で、日系企業が今後中国市場で発展
していくために必要な人材を獲得するためには
給与や評価の制度などは見直しが必要だろう。


外部環境に柔軟に対応して、変化していくのに
今はチャンスだし、大連でのケースは今後
海外拠点の日系企業が直面していく課題でもある。


新しいモデルを創れる、おもしろい市場だ。



2018年12月4日火曜日

師走る!我走る?


さて、師走。


今年の振り返りはもう少し後でもいいか。


最近のトピックスで言えば、
11月30日大連フラマホテルで開催された
天皇誕生日祝賀レセプションに参加。


平成最後の。


どのような会かと言うと、日中友好を趣旨として
日本の領事事務所や各地方自治体事務所、航空会社
などがブースを設けて来客をもてなすというもの。


中国の政府関係者や貿易団体、
教育機関などの人たちが招待され、
日系企業の駐在員も多く参加している。


この会があって、大連日本商工会の忘年会があって
一気に大連は年末ムードが高まる。


そして、気温も急降下。
ついに氷点下に突入の勢い。



有終の美に向けて。
盛りだくさんの今月。



追われず、追わず。




2018年11月30日金曜日

罪悪感を無くす過程


11月もあっという間に過ぎて、
2018年も終盤の終盤。


冬寒くなって、活動量が減ってきて
時間がぽっかり空くこともちらほら。



以前であれば、時間が空いたら落ち着かず
何かやらなきゃと予定を入れてた。



最近は違ってきていて、
時間が空く時は、何もしなかったり
ただその時間をやり過ごしたり。



その時間に本当にやりたいことが入って
くるのを待っているような。
自分から楽しんで動ける何かがきっと
そこを埋めるものと信じている。



そこにあるのは、罪悪感とのせめぎ合い。



月曜日〜金曜日の昼間は、
仕事をしていないといけない、とか。



無計画に何となく過ごす時間は
もったいない、とか。


もったいないから、何かをするのか
本当にやりたいことがあるから時間を使うのか
同じことをやるにしても、全然違う。



自分で自分に課していたルールを少しずつ
見直して、要らないものを廃止していくような
そんなプロセスの中に、今はいるようだ。


これをやったら、こうなるはず。
それは、
これをやらないと、この結果を得たら
いけないということと同じ。



それをやらなくても、得たい結果を
そのまま受け入れてもいいということ。



もっと、フラットに世界を見ていこう。
変わりゆく今を味わおう。



2018年11月29日木曜日

みずほセミナーin大連で講演


先週はイベントが多く、木曜日だから
11月22日にみずほセミナーで講演。


午前は大連市内、午後は大連開発区。


本来は翌日長春にも行く予定が、残念ながら
今回は大連のみでの開催に。




















2017年にも一度、みずほセミナー長春・瀋陽・大連で
講師をさせてもらって、また機会をいただいた。




















当日は快晴。

テーマは、
『中国で現地化を実現させる為の報酬連動型人材育成プログラム』


ちょっと長い。


株式会社あしたのチームさんとのコラボ。



ちょうど一年前に上海であしたのチームさんのシンポジウム
に参加させてもらって、それからご縁があって今回大連で
一緒にセミナーで講演。



大連は日系企業の進出が早く、今ここで課題になっている
ことはこれから中国の、もしくは海外の他の国でも
同じように課題になってくると思われる。



特に現地化に伴う人事(採用・育成・制度)における
変革は海外拠点での事業発展に欠かせない。



できないから任せない、のではなくて、
任せていないから、育っていない。



要するに、
与える責任と権限そして報酬
との連動がキーポイント。



時間が短くて伝えきれなかった部分も多い。
また改めて、機会を創ろう。



そして一緒に変化を楽しもう。
ここから始まっていく。




















海外を飛び回る中、大連に来て一緒にセミナー
を行なった堤雄三さんと打ち上げで乾杯。



再会を楽しみに。



2018年11月25日日曜日

大連工業大学外国語学院の活動に参加


11月21日のこと。


大連の空港にほぼ隣接している
大連工業大学を訪問。


外国語学院の学生向けの
キャリアイベントに参加。


ゲストは自分含めて5社、6人。
それぞれの会社の説明と求める人材像を
話し、その後5人の学生と模擬面接。


今回は中国語でのプレゼンテーション
というチャレンジ。


















伝わった、、、かな?



中国の大学生は日本の大学生と違って、
体育会やサークルなどを中心にしている
ことは少ない。



履歴書には学習の成果、奨学金を取得したこと、
インターン活動のことなどが書かれている。



大学レベルによる序列も割とはっきりしていて、
給料に差がつくケースもある。



日系企業が採用をする際には、そのような
違いがあるということを踏まえて、必要な
人物像を言語化していく必要がある。



日本語を勉強している大学生は日系企業に
行きたいはず、という仮説は今ではもう
成り立たない。



学生にとっても選択肢が多様化してきているし、
日系企業の中国での立ち位置や戦略も変わって
きている。



それなのに、採用・育成・評価という一連の
人事はあまり変わっていないのが現状。


この課題にどう取り組んでいくか、
ちょうど、この次の日に人事制度に関する講演
を行なったので、それはまた次回に。



2018年11月17日土曜日

大連開催の制服デザインコンテスト


外国語でプレゼンテーション、すごいな。


中国で日本語を学ぶ中学生と高校生が
学校の制服をデザイン、そのコンセプトを
日本語で発表。


大学の先輩とのご縁で、呼んでいただいて
とてもいい機会になった。


大連の中学校・高校が多い中、
上海や、広東省の中山からも参加があり
イベント後の食事会でも交流を楽しめた。



やはり、、、中国式交流ということで
乾杯(基本的に飲み切るタイプ)を繰り返す。



どんどん楽しくなってくる。


















先に広がりそうな予感。


早速12月には上海の高校を訪問できる
ことになりそう。


つながるな、ありがたいな。


そうそう、
今日は白酒が無くて本当によかった。



2018年11月16日金曜日

中国南方航空がワンワールド加入?


上海から大連へ。


やはり、、、寒い。
気温差は10度以上だ。



搭乗前に見たニュース。


「中国南方航空は2019年1月1日付で
スカイチームとの契約を継続しない」


最近中国内飛行機移動のマイルをどうしよう
と考えていたので、気になった。


調べてみると中国南方航空はアメリカン航空から
の出資を受けている。


アメリカン航空はワンワールド。


ということは、
スカイチームを離脱する中国南方航空の行き先は
おそらくワンワールドだろう。


ちなみに日本航空はワンワールド。


中国南方航空がワンワールドに加入すると、
日本航空のマイレージに、中国南方航空と中国東方航空
両方を貯めることができるようになる。


(中国東方航空はスカイチーム所属ながら日本航空と
提携して、マイレージが貯められるようになった)


中国内移動が多い人にとっては、大きなメリット。


今年は中国南方航空と中国東方航空にはかなり乗った
からな。



2019年もたくさん、飛ぼう。



2018年11月14日水曜日

龍が住む魔都


上海には龍がいる、と思う。



これだけ真っ平らな土地というのも
他にあまり知らない。


とにかく坂道がない。見たことがない。



ここに来るとよく歩く。地下鉄を乗り継いで
移動するだけでも相当動くことになる。


そして毎回、お参りに行く。



こうやって定期的に足を運んでいると
祈り、という行為自体の意味を感じてくる。


心が望んでいることを、言葉にする。
お願いをしていると同時に、自分の心に
その言葉を聞かせている。


きっと、心は気づく。
自分が求めているものを。



心が研ぎ澄まされるようで心地よい。



2018年11月12日月曜日

ざわざわするこころ


ずーっと横になっていた数日。


全くテレビを見る気にならず、
これだけテレビをつけなかったのは
初めてのこと。



今、必要ないってことなんだろう。



寝ながら、目を閉じていても完全に受け身で
情報が取れるポッドキャストをずっと聞いてた。



心屋仁之助さんの
『ホントの自分を見つけるラジオ』
を1話から復習。



心理学、という学問的なカチカチなものではなく
どちらかというとふにゃふにゃした話。



それぞれの人の原点に戻るというか、
何かが開くような考え方のヒントがあるようで
自分にとっていいタイミングで、
すっと入って受け入れられた。


そして自分なりに咀嚼中。



ふと突然気づくことがある。



そう言えば自分はムダを嫌って生きてきたし、
何かと「もったいない」思考があった気がする。



時間・お金・人間関係など、ムダに対する罪悪感
があると、結局それに直面するようになる。



ポイントは罪悪感、で
罪悪感なく受け入れられるようになると
現実が変わってくる。



問題は、答えを求めるのではなくて
文字通り題を問う、
潜んでいる内容を理解すればそれでいい。



難しく考えず、楽に。


いこう。



2018年11月11日日曜日

シャットダウンからの再起動


久しぶりにダウン。


立冬の夜、おそらく乾燥のためか
喉が急に痛くなって、その後眠れず。



飲み込む動作で喉と耳まで痛くなり、
何だこの痛みはと、、、


グーグル先生で検索すると
おそらく扁桃腺の炎症。


これが、地味に辛い。
体温計は無いけど、おそらく発熱。



しかし、外せないアポイントもあり
木曜日は何とかしのぎ、
金曜日も一件重要な仕事だけやって、
他は家でずーっと薬飲んでひたすら寝た。



異国の地で一人、痛みに耐えながら
天井とにらめっこを続けると心細くなる。



ちょっと自分追い込んでたかな。
何もしない時間が必要だったのかも。



日曜日の今日、ようやく起き上がれる
ようになり何とか明日から出張もできそう。



中国語ではこんな言葉がある。



身体是革命的本钱。


要するに何をするにも身体が資本ということ。


でもたまに思い切って休むために体調を崩す
こともあるのかも。



横になりすぎたけど、ちょっとすっきりした。



2018年11月8日木曜日

立冬と餃子とRelay J-Cafe


日付は変わってしまったけど、
11月7日は立冬。


中国、東北地方ではこの日は
餃子を食べなければいけない日。


ここで言う餃子は水餃子。


大連がある東北はとにかく何かと言うと
餃子だ。



好きだから、いいのだけど。



立冬で餃子を食べる理由を大連人に聞いてみた。



三択問題。

①昔の皇帝がそのように決めたから
②栄養を蓄えないと冬を越せないから
③餃子を食べないと耳がもげるから


さて、

答えは。。。



③!

水餃子の形が耳に似ているからだろうか。


実際冬の寒さは厳しくて、耳を出したまま外を
歩けば凍傷でもげてしまうこともあったのかも
しれない。



なので、もちろん郷に入っては郷に従えで
食べておいた。
特に酸菜(白菜を酸っぱくしたのと豚肉)のが
お気入り。



そして、そんな日にもう一つのイベントを開催。


大連で昨年から定期的にやっている、
Relay J-Cafeという名の日本語コーナー。


















毎回日本語を使って交流したい中国の人が参加
してくれている。


今回のテーマは、「私が好きな本」。
特に本好きの参加者の熱量がすごい。



中国語の本は読み切ったことがないけど、
三国志の武将なら負けない位知ってる!
何なら水滸伝もいけるぞ、と張り合ってみた。



本との出会いは人との出会いと同じように
必要な時に目の前にやってきて、ページをめくる
ように手配されてるような気が、最近している。


そしてそんな本は休まずに一気に読めて
すっと理解できたりするから不思議だ。



2018年11月7日水曜日

大連の冬


5度目の冬がやって来る。


大連は中国の東北地方で、
緯度は日本の仙台とほぼ同じ。


大陸から、海から、冷たい風が吹く。


最低気温は〜


-15度から-20度位まで下がる。



雪はほとんど降らない。
ここ最近だと年に2〜3回くらい。



もちろん外は寒いから、
風が吹くような日は、街歩く人はフードを
被って歩いてる。


なるほど、フードは飾りじゃないんだ。


スターウォーズのジェダイのようにして
歩けばいい。


寒い、確かに寒い。。。


でも、実は快適。


それは、暖气(中国語読みで、ぬぁんちー)
があるから。


建物の中は全て暖房が効いてる。
暖房といってもエアコンではなくて、
床暖房やお湯を通すぐるぐるのパイプみたい
なのが置いてある。


これが標準装備。



だから、真冬でも部屋の中はTシャツだけでも
いいし、ふとんは夏も冬も同じでいける。


朝ふとんから出られない、ということや
トイレやシャワーが寒い、ということもない。



ということで、もう大連ではその暖气が始まった。


怖くないよ、中国東北の冬。



2018年11月6日火曜日

秋の風と高校ラグビー


どこにいても、この時期は必ず思い出す。


今からだと、、、




23年前。


1995年の秋。


高校ラグビー、東京都大会の準々決勝。



そう言えばあの試合の前の日、なぜだか忘れたけど
母を怒らせて、朝は顔を合わせないまま
でも確か手紙を書いて出てきたことを思い出す。


何を書いたのかはあまり覚えていないのだけど、
はっきり今でも覚えているのはその試合前日
監督がメンバー発表、ジャージを渡した後の言葉。



「明日は愛する者のために戦え」



よくわからないけど、確かに高揚したんだと思う。



試合には勝つことができなかったけど、高校時代に
ラグビーに出会って、指導者と仲間に恵まれて
濃い時間を過ごすことができたのは最高のことだ。

















あの頃、2018年をどんな風に想像していたんだろう。


そうだ、こんなことを言える。


「ラグビーのおかげでどこに行っても人に恵まれている」


だから大丈夫だって。



2018年11月5日月曜日

中国語の学習方法


中国語できます。


ひとまずそう言ってみる。



一般的に日本人は外国語のできる、できないの
境界がとても高いところにあるようだ。



少しでも言いたいことが伝えられれば、
まずできる、でもいいんじゃないかな。


じゃあ、中国語いつからできたんだろう?


香港では少しだけ中国語(普通話)を勉強
したけど、使う場もなかったし本格的に
習って使ってというのは深センから。


仕事終わってから学校に行って1時間半位
マンツーマンで、平日1回週末1回位かな。


学校での授業が50時間位経った頃から少しずつ
習ったことを使いながら簡単な意思表示ができて
100時間位経った頃には大体相手の言ってることも
わかるようになったんじゃないかな。


それと〜。


中国のテレビをひとまずたくさん見る。
それぞれの省のテレビ局があるのでチャンネルは
とても多い。


そして、おそらく中国は大きくて地方は言葉も
結構違ったりするから中国語のテレビ番組は
ドラマもバラエティも基本的に中国語字幕が付いてる。


なのでテレビをたくさん見ていると、耳で言葉を聞き
ながら何を言ったか目で言葉も追えるのでよく使われる
言葉はそれで覚えることができる。


耳で聞くという点ではポッドキャストもオススメ。
移動中などにはポッドキャストを聞き流す。


テキストを読んだりするよりも、まず耳でたくさんの
量を聞いてその中で覚えたものを口に出してみる。



人間が言葉を覚えるプロセスは耳で聞いたものを
真似してみるということから始まるので、そこから。



中国語は漢字を使ってて、日本人には馴染みがあるし、
文字に意味があっておもしろい。



発音はちょっと難しいので、それはネイティブの先生
にチェックしてもらう必要がある。


一番難しいフレーズは、、、



我是日本人。(私は日本人です。)


rの音、nとngの違いあたりは日本人には難しい。



ということで、今になっても中国のドラマ見たり
ポッドキャストも聞いてる。



そう言えば。



HSK=汉语水平考试は1級から5級まで受検して
合格したのだけど一番難しい6級だけお預け状態。



気軽に受けてみるかなあ。


中国語できる(つもり)だし。



2018年11月3日土曜日

空白期間の振り返り③(大連)


「大連に行ってみないか」・・・。


えっ?



大連???



突然だった。想像したこともなかった。


2014年夏、深センの国貿エリアにある
鰻がうまい居酒屋でのこと。


深センでやり直しのチャンスをくれた、
その時のボスは2014年4月から北京に異動し
北京・天津・大連の華北エリアを管轄していた。


当時大連拠点は業績が芳しくなく、立て直しが
必要とのこと。


ようやく深センで基盤を作れてきた感覚を
持ち始めていたその時。


即答はできなかった。


ただ、話を聞きながら自分の心は新しい場所
でのチャレンジに向いていた。


数日後に大連に行く意思を伝え、それからは
慌ただしく半月ほど業務を引き継ぎ、
最後の夜は盛大に友人たちと夜中まで飲み、
8月末には大連に飛び立った。



深センから大連まで、中国の南から北へ。



初めて降り立った大連の地は、南にはない
乾いた風が吹いていた。



それからのことは、ひとつずつ書いていこう。



これから大連の5度目の冬が始まる。



2018年11月2日金曜日

空白期間の振り返り②(深セン)


最近何かとブームのように扱われている深セン。

2013年5月〜2014年8月までそこに住んでいた。


香港から陸路で深センに入ると、何とも言えない
怪しさを感じたのを覚えている。

地に足をつけて、中国を感じたのは深センという土地
が初めてで、中国語を覚えたのも深セン。


街の発展のスピードを肌で感じつつ、香港での失敗を
取り返すように、人材紹介の営業と現地スタッフとの
コミュニケーションを図っていた。


会議は中国語、何を話しているのかは通訳してもらわないと
わからず、自分の発表の際にはまず日本語で書いて、中国語に
翻訳して、さらにピンインを書いてそれをたどたどしい発音で
読んでいた。


そんな取り組みがあり、徐々に現地組織の一員として
溶け込むことができるようになったと思う。



たまには香港にも遊びに行ったり、
深センでも腹抱えて笑いあえる友人ができた。


中国語がわかってくると、中国人と話をすることが
楽しくなってきた。


テレビも普通に見られるようになってきた。


深センから遠い場所のお客様先に行く時にもバスや
怪しい二輪、白タクなども使ってどこでも行ってみた。



よし、これからもっと動けるという頃
突然深センを離れることになった。



続く。



2018年11月1日木曜日

空白期間の振り返り①(香港)


6年以上経ってる。



前回の投稿は香港に赴任したばかりの頃。
その後のこと、今振り返ってみよう。


気持ちは空回りして、大失敗。。。


自分がその時思ってた正しさにこだわって、
目の前の人たちとの信頼関係がつくれなかった。


気づいた時には遅かったのだけど、何とか挽回
したくてそこからは必死のパッチ。



今思うとそれも、ただ頑張っているような自分を
見せていただけ。

結局は自分が自分を認められてなかったんだと
今になるとわかる。



頑張るということに逃げていた。
それしかなかった。


一番しんどい時ではあったけれど、それでも
しがみつこうとしたその経験は今につながってる。


その時あまり役には立てなかったけれど、自分の
気持ちには嘘をつかずに判断をしてきた。


ある日香港の上司に呼ばれて、日本への帰国の話。



ついに来たか、とその時は冷静に聞いた。
多分自分の中で、そうなることを予想してた。
その日を何とか引き延ばして来た。


数日後に、日本に帰るつもりがないと伝えた。
辞めてどこかに行こうかと考えていた。
その場で、深センでのオファーをもらい中国大陸で
新しいチャレンジをすることに。


深センではどうだったか、次に続く。


ちなみに、ブログも形式とかにこだわると億劫
になってなかなか進まなくなるので気軽に自由に
書いてみよう。