2020年9月28日月曜日

異質で広げる世界


中華圏で2012年から仕事して生活してきた。


異文化で現地の人たちと一緒に何かをやるという
ことは、思ったようにいかないこともある。



自分の経験から言えることは、


「人として同じだという前提を持ち、違いを受け入れること」


通じ合える、ギャップは埋められるという意識を持つ。


逆に、


「最初から違うのだという前提で、同じところを評価する」


こうしてしまうことは、相互理解を放棄するのと同じだ。


違うと最初に決めてしまうことは、
受け入れているようで
受け入れていないどころか、
「自分が正しい」と
考えてしまっている際によく起きる。


大事なことは、目線を合わせるということだと思う。


同じ場所に立ち、優劣はない。


異なることや違うこと、未知の価値観を恐れ敬遠しないこと。


日本国内にいても、これからますます多様な価値観に触れる
機会は増えていくはず。


壁を作らず、異なる何かで世界を広げるきっかけに。



2020年9月13日日曜日

台湾ドラマ『一千回のおやすみを』で学ぶ中国語


台湾ドラマ『一千回のおやすみを(一千個晚安)』

をNetflixにて視聴しました。


映像が美しく、二度行ったことがある台湾に

また行きたいという気持ちが高まるとともに

中国語の台詞も魅力的だったので、いくつか紹介します。



※実際に台湾で用いられるのは繁体字ですが、

広く学ばれている簡体字で書きました。

日本語訳もNetflixの字幕訳とは違い、オリジナルで翻訳。



人生啊,每每走到某个关卡的时候都会想回到原点。

找回从前那个用不改变的东西,重新整理再出发。


人生において、次のステージに進もうとする際には

いつも原点に帰りたくなるものだ。

ずっと変わらないものを見つけ出し、整理して再出発するために。



人生的旅行最重要的就是学会照顾自己的心。

要先把心放在一个正确的定位上。


人生という旅路において最も重要なのは、自分の心に注意深く

向き合えるようになることだ。

まず心をあるべき場所に置かなければならない。



这个岛上的山很高,还很宽。但最美的风景是人。

美在故事,美在人心。


この島の山は高く、そして雄大だ。しかし、最も美しい景色は人。

人が生きてきた証や、人の心に美しさが宿る。



家是一生中最美好的地方。是你不论出门走得多远,

最终一定会回去的原点。


自分の根がある故郷は一生でかけがえのない場所だ。

どれだけ遠くまで離れたとしても、最後には必ず帰る原点。



まさに台湾の美しさや人の優しさにあふれている

ドラマで、オープニング曲も耳に残りました。







台湾の中国語は標準とされる普通話と比べると

日本人には発音がしやすく、スピードも大陸と比べると

少しゆっくり感じられるので中国語を勉強している方に

台湾ドラマはオススメです。