龍が住む魔都
上海には龍がいる、と思う。
これだけ真っ平らな土地というのも
他にあまり知らない。
とにかく坂道がない。見たことがない。
ここに来るとよく歩く。地下鉄を乗り継いで
移動するだけでも相当動くことになる。
そして毎回、お参りに行く。
こうやって定期的に足を運んでいると
祈り、という行為自体の意味を感じてくる。
心が望んでいることを、言葉にする。
お願いをしていると同時に、自分の心に
その言葉を聞かせている。
きっと、心は気づく。
自分が求めているものを。
心が研ぎ澄まされるようで心地よい。
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