2018年12月5日水曜日

大連の日本語人材動向記事を発見


毎日の日課になっている、
日本のニュースチェックをしていたところ
以下の記事を発見。






開いてみたら、もろに大連のことが書いてある。


流れとしては、

・大連は中国最大規模の日本語人材養成拠点

・大学で日本語を学んでも現地就職しない

・理由は魅力的な仕事が少ない、給与が低い

・ネットやアプリで大都市の求人が見つかる

・日本に留学や就職の機会も増えている

・欧米企業や中国企業の方が条件が良い

・やっぱり日系企業は給与が低すぎる

という構成。


大学で日本語を専攻している学生にとって
卒業後の選択肢が増えているのは確か。


日系企業の給与待遇が欧米企業や中国企業と
相対比較して低くなってきているのも現実。



どうもネガティブな側面を切り取られている
ような印象を受けた。


大連は日系企業の進出が早く、社員の定着性
も割と高い。


つまり、日系企業の社員年齢構成はかなり
高年齢化している。


また、ビジネス自体も日本を向いてだけ
の仕事から中国市場向けに変化してきている
企業も増え、採用要件の変化もある。


企業からすれば、日本語ができるというだけ
では採用の際そこまで魅力にならないという
ケースも増えてきている。


そのような変化を踏まえて、
採用マーケットは二極化してきている。


日本語ができる人→買い手市場

現地化に向けて必要な人→売り手市場


その中で、日系企業が今後中国市場で発展
していくために必要な人材を獲得するためには
給与や評価の制度などは見直しが必要だろう。


外部環境に柔軟に対応して、変化していくのに
今はチャンスだし、大連でのケースは今後
海外拠点の日系企業が直面していく課題でもある。


新しいモデルを創れる、おもしろい市場だ。



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