一年。
2019年は台風の日だった。
2020年の空はとても青く、優しい風が吹いている。
父が台風に連れて行かれてしまったその日、
近くにいることができなかった。
今年は巡り合わせで、父がいるはずの家で過ごす。
できることは、思い出すことだけだろうか。
当たり前の存在のありがたさ。
特にこの2020年は、移動が自由にできないことで
近くにある、会えることに目を向ける機会になった。
今を見るということ、
できることをやってみる、
晴れている日には外に出て走る、
目の前にあるものをありがたく受け入れる。
長いようで、あっという間の一年。
今日の積み重ねは何かを失い、何かが得られる。
同じようで、変わっている。
それでいて、十年経ってもあせない。
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