2020年10月12日月曜日

まだ一年、もう一年。


一年。


2019年は台風の日だった。

2020年の空はとても青く、優しい風が吹いている。


父が台風に連れて行かれてしまったその日、
近くにいることができなかった。


今年は巡り合わせで、父がいるはずの家で過ごす。


できることは、思い出すことだけだろうか。



当たり前の存在のありがたさ。


特にこの2020年は、移動が自由にできないことで
近くにある、会えることに目を向ける機会になった。


今を見るということ、
できることをやってみる、
晴れている日には外に出て走る、
目の前にあるものをありがたく受け入れる。


長いようで、あっという間の一年。


今日の積み重ねは何かを失い、何かが得られる。

同じようで、変わっている。


それでいて、十年経ってもあせない。













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