2020年10月26日月曜日

人とともに生きる商店街


高円寺に行くと、商店街を歩く。


駅から北にも南にも。


生まれた街のこの雑多な感じが好きだ。



ある、指定された寝具店があり行ってみたところ

そこは大正11年から続き、もうすぐ100年。


現在のご主人は三代目だ。



その店の周囲はすっかり様変わりしている。


小さい頃よく行った玩具屋や銭湯は軒並みなくなり、

その分増えたのは整体やストレッチの店舗。



そこに住む人たちの年齢に合わせて、

ということのようだ。



祖父も高円寺の商店街に鞄屋を構えていた。


今までもし続けていたとしたら。


「商店街だって、生きているんだからな」


たしかに、そんなことを言いそうだ。



長く続く店と、入れ替わる店。


生きることは、変わること。




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