高円寺に行くと、商店街を歩く。
駅から北にも南にも。
生まれた街のこの雑多な感じが好きだ。
ある、指定された寝具店があり行ってみたところ
そこは大正11年から続き、もうすぐ100年。
現在のご主人は三代目だ。
その店の周囲はすっかり様変わりしている。
小さい頃よく行った玩具屋や銭湯は軒並みなくなり、
その分増えたのは整体やストレッチの店舗。
そこに住む人たちの年齢に合わせて、
ということのようだ。
祖父も高円寺の商店街に鞄屋を構えていた。
今までもし続けていたとしたら。
「商店街だって、生きているんだからな」
たしかに、そんなことを言いそうだ。
長く続く店と、入れ替わる店。
生きることは、変わること。
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