北陸の旅から、東京に戻り。
荷物を出してみると、
持って行った本は全く開かれなかったのに気づいた。
今回旅のお供に選んだのは少し厚い文庫本の
『西国立志編』。
ひたすら歩き回ったし、
移動中には撮った写真をいじってみたり、
夜にはブログを書いていたり、
と隙間の時間が埋まるほど充実していたということ。
不思議な力に導かれたようだ。
こんな太陽そうそう見ることができない。
同じ空にはこの月。
旅をするのは節目を作りにいくことかもしれない。
何かが途切れて、他の何かにつながるような感覚がある。
今回は特にそのための旅だったような気がする。
思い出すともう全て伏線のようで、まんまと。
そういえば以前に
「飛行機に乗ると運気が変わる」と言われたことがある。
きっとそんな風なことだろう。
離す
放す
話す
ことで、見えるものがある。
そして、研ぎ澄まされる感覚がある。
帰ってきた日常は、同じようで違っていて。
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