週末は土曜日に高校ラグビー部同期のウェディングパーティー、
日曜日はTOEICを受けてきました。
土曜日は久しぶりに高校の同期に会い、
しばらく会っていなくても、濃い時間を一緒に過ごしていることで
感じるつながりはあるな、と思いました。
最近Twitterをはじめてみて、個人と個人の結びつきの重要性は
ものすごいスピードで高まっていると感じています。
昔でいう『コネ』という言葉からは、
どちらかというとネガティブなイメージがあると思います。
(親がどこかの会社の人事に顔が利く、役員と知り合い、など)
企業に入るためのホットライン・特権のようなもので、
自分の能力や努力の結果とは関係のないものとしてとらえられます。
今後は、『コネ=Connection』が個人の持つネットワークとして
企業から評価されてくるようになるのではないかと思います。
個人を中心として、ハブ(自転車の車輪のような)の役割を果たし、
そのハブ機能自体の価値が認められてくるはずです。
それは、個人の日頃の活動の蓄積であり、能力の一部でもあります。
それは、前回のZapposの話にもあるように
個人を媒体として企業のサービスや評判が広がっていく、
この動きが加速しているからです。
また、企業から見て何かが出て行くということだけではなく、
優秀な人材を呼び込むことや、価値ある情報を獲得するという、
中に入ってくる動きも期待できます。
そうはいっても、そんな理由で人と人がつながるわけではなく、
結びつきを強くするには、努力や時間が必要です。
大事なことは、自分の周りにはどんな人がいるのかということを
自分がぐるりと360°見渡して、
自分から外に手を伸ばそうとするかどうかです。
本来の語源との意味はずれますが、
旧知の仲を温めながら、新しい人のつながりもつくっていく
ということで温故知新という言葉がぴったりだと思います。
『温故知新』
【意味】
歴史や古典などをよく調べ、研究することで
新しい知識や見識を得ること