2012年3月13日火曜日

三人の素敵な仲間たち


どうやら、一人の日本人と二人のイギリス人らしい。


何のことかというと、前世であり今の守護霊。

初めて本格的占いを体験しました。

3月10日に友人が一緒に行くはずだった人のキャンセルがあり、
興味本位で突撃。


何せ初めてなもので、勝手がわからず。


まず紙に氏名と生年月日を書く。


占い師さんはその紙を見て、
手をかざしながら何やら読み取っている気配。


「じゃあ、話すからメモを取りながら聞いて」と言われ身構える。

どきどき。



一人目は…



「日本人の女性。4年前に来たみたい。
長崎、島原あたりの隠れキリシタン」

(これはどうリアクションしたらいいのかな。)


「信仰を表に出せないから、秘密主義のところがあるね」


「慈悲深く優しいんだけど、あんまり人には見せない」


「総じて自分を出すことが苦手なようだけど、信用すると深いつきあいになる」


(へー、そうか。まあ当たってるような気もするし、そうでもない気もする。)



二人目は…



「イギリス人の男性。2年前から。
宮殿にある牢獄の看守さんかな」


(イギリス人!そういうこともあるのか。
そう言えばイギリス行ってたな。)


「捕らえられているのは政治犯とか革命家のような人」


「その人を応援したい気持ちがあるんだけど、
役割があって葛藤してる」


「だから自由が無い場所を嫌ってて、
やりたいことをやろうと思ってる」


(な、なるほど。
そういうところは昔からあるかもしれないな。)



三人目は…



「イギリス人の男性。この人は3年前から。
船大工さんだよ」


(えー?またイギリス人、そして船大工!
フランキーみたいな人かな。)


「5人位の職人仲間の中で、
一番重要なエンジンの部分を任されてるね」


「親方が事故で亡くなっちゃったから、
突然5人組のリーダーに抜擢された」


「それでも無理とは言わずに、
自分のやり方でやってみようと思う人だよ」


(船はいいよね。旅を連想するし、
というかワンピースのイメージ強すぎ。)


「だから少人数はいいけど、
あんまり大人数の組織には合わないよ」


(おおー、何か核心をついてきてるな。
うんうん、そこはありますねー。)


「しかも船が出て来てるから、
一つの場所には留まらずに転々とするよ」


(そっかー。
だからバックパッカーも好きだしって、
よくわかりますね!)


「大体の夢は叶うから、
言葉にしてどんどん人に伝えた方がいいよ」



共感。

それは普段思ってることだし、
このまま進めばいいってことか。

迷わず行けよ、
行けばわかるさって言葉がぴったり。


その後残りの時間でタロット占いもやってもらったけど、
ここでは省略。


何事も体験。

おもしろかったし、
結局は自分でコントロールすべきこと。


強い意志や想いには重力があって、
何かをひきつけるような気がする。


ということで、
社会人7年目の最後の月を走り切ろうと思います。



2012年2月29日水曜日

"Dialogue in the Dark"に学ぶ


4年に一度の2月29日、東京は雪。
振替休日だったので持ち物の整理をした。


「これはもしかしたら今後使うかもしれない」ということよりも、
「これはここ最近使ってなかった」という実績を重視して捨てる。


ここ1年全く触っていない物もあれば、
存在すら知らなかった物もある。


そんなにたくさん物を持たなくてもいいんだなと実感。


持ち物を少なくしたり、
時には目を閉じたりして、
音に耳を澄ませてみよう。


何か忘れていたことを思い出し、
本来の自分に気づくことができる。


先週、ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパン代表の
金井真介さんの話を聞いた。


「暗闇では聴覚が変わる。だから『音』という字が入っている」

「暗闇は人を元に戻すメディアであり、内なる声を聞くことができる」

「自分であり続けることをやめてはいけない」


そんな言葉が非常に印象に残った。

普段目で見て、経験に基づき判断している物事が
どれだけ多いことかと反省。

同じようなケースでも、全く同じなんてことはほとんどないのに。


だから新鮮な心で感じて、判断できるように自分で自分を整える。

明日からは3月。春に向けて一日を大切に、謙虚に過ごしていきたい。


「忙しい」と思いがちな心と戦って、自分に言い訳しないように。



2012年2月20日月曜日

10年前と変わらない香港の匂い


香港に初めて行ったのは2002年。


ヨーロッパを旅した帰りだった。

日本以外のアジア。

どんな空気なのかを感じたくて立ち寄った。


やっぱり香港と言えば、
ジャッキー・チェンでしょう。


あとは、海に浮かんだ船のようなレストラン。
(これは今でもあるのかな?)


アジアの中でも進んでいて、
東京とあまり変わらないだろう。

漢字も読めば意味わかるし、
英語通じるからガイドブックなくても何とかなるか。

(実際はヨーロッパ滞在がメインだったので
香港のガイドブックは重くて諦めた。)


そんな気持ちで降り立ったのを思い出す。
実際に市街に出てみると、
建物は新しいもの、
古いものが入り交じり、
洗濯物と看板が突き出して
何となく油っぽいような独特の匂いが立ちこめる。

そんな第一印象だった。



※九龍からの香港夜景(2002年撮影)


それから10年経った2012年。

何を感じたかと言うと、「同じ空気」だった。


何とも説明がつかないけど、
どこの国とも違う匂いがあって、
以前はなかったビルがたくさん建っても、
同じものを感じ取れたことが嬉しかった。



そういえば。

あの大好きな『深夜特急』の始まりは香港なんだよな。

確かマカオでカジノにはまってしまうんだったっけ。
もう一度読み直そう。


これ読んだらバックパッカー行きたくなって
どうしようもなくなるな。


今回の香港はどうだったかと言うと、
ほとんどくいだおれツアー。

東京よりかなり南だから冬でも寒くないだろうと思いきや、
そこはやはり冬。


外は寒いんだけど、
室内は何と冷房がかかっているという不思議世界。


でんこちゃんがいたら相当びっくりするんだろうけど、
知ったこっちゃない。


香港人にとってエアコン(冷房)はなくてはならないもの。

風が止まると空気が淀んで息苦しくなっちゃうらしいから、
それは仕方ない。


あとはお酒を飲むという文化はあまりないようで、
和民はあるものの大戸屋と同じように
ごはんを食べに行く場所として認知されているらしい。


とにかく日本食のお店の多さにはただ驚き。

鍋のシメには出前一丁を投入。

なるほど、日本はすごく愛されている。

これは喜ばしいことだ。

東京にはもちろん素晴らしい個性があるけど、
独特の匂いってあるのかな。


アジアで東京の存在感を高めるために、
香港に学ぶことはたくさんありそう。



※香港のスーパースター(2012年撮影)



2012年2月9日木曜日

求人が増える季節


一年の中で求人が多い時期はいつでしょうか?


景気にも左右されますが、
2月〜3月にかけて中途採用は活発になります。


これは、業界横断的に行ったアンケート結果
によるデータのため業界毎に多少の違いはありますが、
全体の傾向として参考にして下さい。


半期毎の事業計画・人員計画に基づき、
期末にかけて採用を集中的に行うことで、
まとまった人数を同時期に研修する狙いもあるようです。


この時期は、
一年の中でも最も求人が増えるということもあり
転職活動を考えている人にとっては良い時期と言えますが
あくまで自身の状況や目指す方向性に合わせて考えましょう。


活動を進めていく場合に大切なポイントをお伝えしたいと思います。


(1)選考スケジュールの把握と調整

(2)職務経歴書の精度

(3)軸を定めた上での比較検討


個別にそれぞれを説明します。



(1)選考スケジュールの把握と調整

書類選考から内定までに要する期間は
平均1ヶ月半〜2ヶ月程度です。

そのため、
入社時期や退職交渉・引き継ぎに要する期間から
逆算して計画的に準備を進めることが大切です。

また、
中途採用では内定後、
1週間程度で意思回答を求められるため
複数企業に応募する際には
選考日や面接の回数の考慮が必要です。



(2)職務経歴書の精度

新卒採用と異なり、
中途採用では「何ができるか」が問われます。
そのため、
書類選考において自分の経験をどのように伝えるかが
非常に重要になってきます。

「何をしてきたか」と「どのように取り組んだか」
をわかりやすく、
そして
自己PRは応募する企業・職種に合わせて書きましょう。



(3)軸を定めた上での比較検討

転職活動を始めるには様々な理由があるはずです。

自分が大切にしたい価値観は何かを考え、
進むべき方向が見えたら
それが実現できる方向性で
複数の比較検討をしていきましょう。


実際に面接に行ってみたら、
イメージが変わったということも多いため、
偏見や先入観を持たずに知ろうとすることが大事です。


業界動向や会社業績、
給与などホームページで見ることができる
情報だけではなく、
直接職場の雰囲気やそこで仕事をしている人の
表情や言葉を
見て、
聞いて、
感じて欲しいと思います。



【追伸】

昨年は3月に大きな地震がありました。

求人が多い時期、少ない時期ということに関わらず
自分が力を発揮して、
はたらくことに前向きでいきましょう。



2012年1月29日日曜日

可能性は無限大


いよいよやってきました。

エントリーシートと格闘するこの季節。


個人的にはエントリーシートで学生にかかる
時間的負担を考えるともっと他の手段で企業にも学生にも
双方にメリットがあるものができるといいのになと
考えてしまったりします。


とは言え、文章に書いて人に伝えるというのは
大変なことだからこそ自分と向き合うには良いと思うし、
何かを見つけるきっかけになれば。


最近になってOB訪問の依頼が来たり、
就活生と話したりする機会が増えてきたので、
そこで自分が感じたことや思ったことを書きます。


「就職活動を行うことは選ばれたものであるかどうか」


この点を考えずに自己分析という作業に入っている人が意外と多い。

選択肢って実は本当にたくさんあって、
見てその上で他の道を断つというプロセスがあると、
捨てる覚悟が推進力になって強い。


「何をしたかよりも、なぜ、どのようにを伝えられるか」


エントリーシートを見せてもらうと、
学生時代に取り組んだことを一生懸命書いていて、
限られたスペースに入り切らないほど。

ただ、もったいないなーと思うのは
思いの源泉や気付きが見えなくてうまくふれることが
できていない場合もあることです。


いや、これはエントリーシートのテーマと
与えるスペースを決める企業にも考えて欲しい点で、
そのお題にこれだけのスペースというのは酷だろうと
思うこともしばしばあります。


「自分の好きを語り、面接官の好きを引き出せるか」


これは実際に自分が面接官をやった時に感じた印象です。

個人の感性もあるので、
正解とかそういうことではないんだけど、
面接官も会話を楽しみたい。

だから好きなことを話してもらうと引き込まれるし、
自分も話したくなるもの。


思いを互いに話せる人とは一緒に仕事したいって感じやすいはず。


こういう風に書くと、
就活をうまくやる方法があるみたいになってしまうかもしれないけど、
伝えたいことはそうではなくて。


今しかできないこと、
一番気持ちこめて取り組んでいることを大事にして欲しくて、
それがきっと人をひきつけると思います。


それにしても就職活動のエネルギーってすごい。


本当すごい。


気合いを入れて受けて立たないと、ちゃんと応えられない。

だってみんな本当に無限の可能性があるから。


もとい、何も学生に限ったことじゃないんですよね。


いつでも踏み出した方に道ができていくことは忘れずにいたい。



2012年1月22日日曜日

A New Age Has Begun!


雨のち晴れの誕生日。


今日から新しい一年が始まる。


昨日は一日早く友人達に祝ってもらいました。


集まってくれたメンバーとは一年前にはまだ知り合ってなくて
それでもずっと一緒にいたような不思議な感じがしたなー。


大切なものを去年からの365日でたくさん得られたと実感。


Facebookでもコメントをたくさんもらって本当にうれしいです。


ありがとうございます!


人と人がつながって、結びついて、大きな力になっていく。

最近、2年前位からかな。すごく実感することが多い。


点と点が線になり、面になり、そして球になるイメージ。


だからどこにいても、目の前の人を通して世界の広がりを
感じることができるってことなんだろうな。


どんどんおもしろい地球に。


感謝の気持ちとこれからの抱負を、以下の歌にのせて。
ラグビーワールドカップのテーマソングです。


"WORLD IN UNION '95"

私には大きな夢がある とても大切なすばらしい夢
国々が互いに結びついて ひとつの世界になること

あらゆる人々が手をたずさえ ひとつの思いひとつの心に
すべての信条すべての肌の色が 垣根をこえてひとつに集まる

自らの可能性を探りながら それぞれの力を発揮していく
勝っても負けても引き分けても みんなの心に勝者が宿る

世界の国々が互いに結びついて ひとつのゆるぎない世界に
運命をつかもうと努力するなら 新しい時代がひらけていく

険しい山を越えようとも 荒々しい海を渡ろうとも
いつか来る輝かしい日のため 誇りを持って進んでいこう

持てる力をすべて出しきり 共にゴールをめざすなら
勝っても負けても引き分けても みんなが勝利を手にする

世界の国々が互いに結びついて ひとつのゆるぎない世界に
運命をつかもうと努力するなら 新しい時代がひらけていく

世界の国々がひとつになって 新しい時代が始まる



2012年1月17日火曜日

近すぎて見ていないモノ


17年前のこと。

この日のことも忘れることができない。


1995年1月17日。


大きな地震があって、その日地震とは関係ないんだけど
ケガをして、生まれて初めて松葉杖を使うことになった。


歩いたり走ったりすることができないわけなので、
今まで当たり前のこととして日々意識しなかったことについて
突然とてつもなくありがたいことに感じられたことを覚えてる。


人間は灯台じゃないので、真下にあるものでも光を当てられる。


空気を吸うことも、明るさを感じることも、声を届けることも、
普段努力をして行ってるわけじゃない。

でも。

何も考えずにできていることが、かけがえのないことだったりする。


だから。

自分にできないこと、持っていないことに思いを馳せるのではなく、
今の自分にできること、残されて受け継がれたものを見直そう。


過去の事実は変わらなくても、自分の受け止め方や
経験としての意味はいくらでも変えることができるわけだし。


17年前の自分は、今こうやってその時を思い出している自分を
どんな風に想像していたんだろう。混乱して眠れなそうだ。


そうそう、眠れることって本当に素晴らしいな。