2019年1月31日木曜日
ミャンマー入国
大連から北京を経由してヤンゴンへ。
北京発ヤンゴン行きは機体小さく、
ミャンマー行きの中国人はまだまだ少ない
ということを実感。
飛行速度もやや遅め。
夜中にヤンゴンに到着。
空港は大きくはないが、とてもきれい。
そして、、、
2018年10月より日本パスポート保持者は
ビザが不要になったということで、
ビザも入国カードさえも書かずに
パスポートのみで簡単に入国!
入国カードも書かなくて良いというのは
かなり楽。
並んでいる間は、本当にパスポートだけで
OKなのかちょっと不安だったけど。
素晴らしいミャンマー。
歓迎してもらっている感がとてもうれしい。
現地通貨は空港でキャッシング。
タクシーやホテルは米ドル支払いも
可能なところが多そう。
SIMカードは到着時間が遅く空港内の店が
閉まっていたが、街中でも安く購入でき、
お店の人に設定もしてもらえる。
人もガツガツしていなくて、柔らかい感じ。
初日にして心掴まれる。
楽しく過ごせそうな予感。
2019年1月21日月曜日
風に向かって飛ぶカモメ
大連の星海広場へ。
ここの冬は乾いて、冷たい。
強くて身を刺すような風が吹く。
カモメは風に向かって飛んでいくようだ。
空気の抵抗や摩擦を活かしながら。
舞い上がったら、流れに乗るだけ。
何かストレスを感じている時は、
きっとその抵抗を活かして違うステージに
上がっていける時。
2019年が始まったけど、
中国は旧正月前の年末ムード。
さて、今週は上海。
何があるか、楽しみ。
2019年1月16日水曜日
出雲大社前スターバックス
1月12日・13日と島根県出雲へ。
出雲大社に行ってみたい、という理由。
雲が出る場所、
そこは龍がたくさん集まる場所に違いない。
東京羽田から飛行機で1時間強。
出雲大社や日御碕など実際に行ってみて
素晴らしかった。
観光地ではないという意味では、
タイトルの通り、出雲大社前のスターバックス
がとても気に入った。
まず、立地が最高なのに混んでいなくて
席を選んで座れる。
和を取り入れた建物、内装になっていて
とても落ち着く雰囲気。
そして、
ちょうど出雲大社の入り口が見える席に
座ると、
この感じ。
こんな風に。
世界中で今までに行ったスターバックスの
中でも一番じゃないかな。
もちろん、ちゃんとお祈りも。
何せ、厄年なので。
それだから、行ったわけではなくて
自分の中ではなんとなく呼ばれるような
感覚があって。
祈ることって、自分が求めていることを
言語化することだから、
祈れば、叶う。
というのは、自分がどうなりたいのか
どうありたいのか、を認識することなんじゃ
ないかなと思う。
定期的に祈ることをしていると、自分の
その希望が、祈りの言葉が少し変化している
ことに気づいたりもする。
自分の心の声をよく聞くということ。
正直に、その声を認めてそのために動くこと。
そんな風にしていきたいし、
出雲大社の一番の効能である(と言われている)
縁結び、もちろん良いご縁に恵まれたいし
ご縁を作っていくことを、やっていきたい。
そんな声を聞き、神様に宣言したのだった。
2019年1月12日土曜日
セブで年越し
2019年初の投稿。
書いているのは日本、島根県の出雲から。
年末年始のことをまだ書いていなかったので
そのことから。
2018年の最後と2019年の始まりは
フィリピンのセブ島で過ごした。
普段中国の大連が寒いので、暖かい場所に
行きたくて、
かつ、行ったことのない国で考えたら
フィリピンだったので。
単純な理由。
大連からは、上海を経由。
出発時はセブ周辺に台風が来ていたらしく
フライトが遅れてセブに着いたのは夜中
というか朝、外が明るくなり始めた頃。
セブでは、昼間は森の中の滝に行ったり
ジンベエザメと一緒に泳いでみたり。
ジンベエザメってクジラっぽいけど
やっぱりサメ、魚類最大の種らしい。
セブのオスロブという場所で、ジンベエザメ
とほぼ100%遭遇できるアクティビティがある
というので行ってみると、
たくさん、いるいる。
沖まで行って、ジンベエザメをレーダーかなんかで
探すのかと思いきや、そんなんではなく
ビーチの浜近くまでジンベエザメが大量に毎日
やってくるようで、入れ食い状態。
とはいえ、貴重な経験なのでセブに行ったら
これはやってみていいかと。
フィリピンは、これといった名物料理はないよう
だけど現地の人はとにかくたくさん米を食べる。
フライドチキンにライス大盛り、とか。
パサパサの白米を手ですくって食べる。
それと、セブにもITパークなるものができていて
基本英語ができることや若い人が多いということの
メリットをこれから活かそうとしているようだ。
年越しは花火と、港の方から聞こえる船の汽笛。
賑やかに。
初詣にも行ってきた。
キリスト教の教会。
フィリピンもなかなか
これからがおもしろそうだ。
そして2019年の自分も。
2018年12月29日土曜日
『奇跡のリンゴ』と強い根っこ
2018年仕事納め、そして移動中。
南国に向けて、現在上海で待機中。
時間があるので、最近読んだ本について。
奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家-木村秋則の記録
リンゴは、無農薬では作れない・・・
そんな常識と戦った一人の農家の物語。
試行錯誤する中で、樹の本来の生命力を引き出していく。
弱り切ったリンゴの樹は、自然に近い土の中で
地中に根を強く張り、そこから甦っていく。
途中で、稲の話も紹介されている。
田の耕し方は、粗くする。
はじめは、生育が遅いように感じられるものの
その間に根を張らせ、その後急激に稲が伸びる。
それは人の生き方にも通じる。
今の時代、人は本来の生命力を発揮しなくても
生きていけるような環境になっている。
だから薬がない環境、除菌されていない場所では
あっさりと屈してしまう。
学校での勉強や、会社での仕事での成果が
果実だとすれば、
そこばかりに気を取られて、大きい実が育つ
ための水、肥料、農薬を摂取しようとする。
ただ、そのベースになる生命力の根源を
成長する過程でどれだけ強いものとして、
変化に耐えうるものにできたかが大事なんだ。
根の伸ばし方は、人それぞれ。
人に評価されるかどうかに関係なく
自分が好きなことを続けることや、
心の赴くままに何かに打ち込む中に
あるんじゃないだろうか。
そして、人はきっといつ、いつからでも
根を伸ばすことができるはず。
2018年の終わりに、これから来る新たな年に
根を伸ばしたいと、強く願う。
危険から守り給えと祈るのではなく、
危険と勇敢に立ち向かえますように。
痛みが鎮まることを乞うのではなく、
痛みに打ち克つ心を乞えますように。
人生という戦場で味方をさがすのではなく、
自分自身の力を見いだせますように。
不安と恐れの下で救済を切望するのではなく、
自由を勝ち取るために耐える心を願えますように。
成功のなかにのみあなたの恵みを感じるような
卑怯者ではなく、失意のときにこそ、
あなたの御手に握られていることに気づけますように。
(ラビンドラナート・タゴール『果物採集』より)
2018年12月26日水曜日
日本語人材育成フォーラムに登壇
年末になってどうも体調が悪く
週末を含めてしばらく休養中。
書こうと思っていた先週12月18日の
日本語人材育成フォーラムのこと。
「大連における日本語人材の活躍の場」
についてパネルディスカッション。
大学での日本語教育、企業での育成、
コンサルタントから全体的な意見など
交えながら議論を行った。
①大連の日本語人材需給状況について
どちらかというと人材流出が問題視されている
ようだが、求職者にとってみれば選択肢が
増えていることは前向きに捉えられる。
アプリなどで外地の求人情報が簡単に取得でき、
応募もできる。
日本に行って働くということも増えてきている。
また、以前だと親元を離れられないということも
多くあったが、親世代の考え方もオープンに
なってきていると言える。
②日本語プラスアルファ
語学能力だけではない、文化や習慣を
越えたコミュニケーション能力が求められている。
中国人のコミュニケーションの特徴
(直感的・感情的・合理的)
日本人のコミュニケーションの特徴
(推測・期待・空気を読む)
お互いの違いを理解し、尊重をベースに
歩み寄っていくことが必要。
③学生に求める人物像や基礎知識
中国における日系企業が求める人材像や
優秀の定義は変わってきている。
つまり、安く生産する場所から
販売する市場としての位置付けに。
言語能力と従順さが求められていたのが以前、
現状、そしてこれからは柔軟性や積極性、
人を巻き込んでのプロジェクト推進能力が
求められる。
学生がやってきたことを面接でアピール
する際には、インターン活動などの結果(点)
ばかりを強調しがち。
何にしてもそこにどんな思いが
あり、ストーリー(線)があるのか、
それを語り、同志を募ることができる人が
評価される。
簡単にまとめると、こんな感じ。
懇親会では大学で日本語を教えている
先生方と交流する機会があった。
最近では学生は仕事探しにはあまり
苦労していないようだ、とのこと。
大学で日本語を勉強したからと言って
その後日系企業に入社する、
日本語を使った仕事を選ぶ、
とは限らない。
日系企業にとっては、人材獲得に向けて
難しい局面になってきているようだ。
2018年12月21日金曜日
上海総領事公邸でのソフィア会
月曜日、12月17日のこと。
今年は上海に毎月行っていたが、
最後を締めくくるイベントに参加。
上智大学の卒業生同窓会、ソフィア会。
面白いのは、上海のメンバーは
日本人・中国人、男性、女性とバランスよく、
年齢層も卒業したばかりの人から、幅広い。
今回は、片山総領事夫人が同窓生ということ
で総領事公邸で開催ということとなった。
事前にパスポート番号を登録、当日は
パスポートを持参してチェック。
ただし、厳重な荷物検査などは無し。
さすが上海、以前ドイツ人の銀行家が建てた
ものを使っているとのこと。
総領事と総領事夫人の暖かい雰囲気から
とても家庭的な空気で交流ができた。
思い返せば、上海に来てソフィア会に参加して
みたことから、大事な出会いがあったり
転機になっているような気がする。
海外で生活していて、おもしろいのが
日本にいたら交わらないであろう人たちと
知り合い、同じ目線で話ができるということだ。
同じ原点に戻って語りあえる人がいる、
それがとても心強い。
異文化コミュニケーションの礎は
すでにあの時からあったんだと。
ふと、四ツ谷の土手の湿った空気と
匂いを思い出した。
2018年12月17日月曜日
上海市工商外国語学校での講演
久しぶりに週末を上海で過ごしている。
街の樹々にはまだ葉がついていて、
一見秋のように見えるけど、空気は冷たい。
特に東北にある、アレが無い。
そうそう、室内が常に暖かくなる、アレ。
11日に上海に来て、18日に大連に戻るので
1週間滞在のスケジュール。
今回14日には上海市工商外国語学校で
日本語を勉強している高校生向けに講演をする
機会をいただいた。
いわゆる教室で30人位が対象かと思っていたら
立派なステージまであり、参加していたのは
高校1年生〜3年生まで150人位いただろうか。
3年生が手前で、1年生が奥。
おそらく1年生は日本語勉強始めたばかりで
あまり聞き取れないだろうということで中国語
多めで日本語でも解説。
テーマは
『外国語を学ぶおもしろさと
文化や習慣を越えたコミュニケーション』
で1時間程度。
自分の経験を通して、外国語を勉強して
どのようなおもしろさがあり、一方で
言葉だけでは本当に通じ合えない場合など
の難しさについても話した。
特にこれからは、言葉を翻訳するような能力
はアプリなどで代替が可能になる、
というよりも既にそうなっている。
言葉だけはない、人と人として相手の
バックグラウンドを踏まえて真意を伝えて
動かす、一緒にプロジェクトを進めていく
ような能力が必要とされている。
これまで、と
これから、は違う。
それを自分の目で見極めて、
自分で進む方向を決めて、動く。
そんなことを伝えたかった。
毎回思う、学校という場所が好きだなって。
少しでも何かを感じ取ってもらえたら
うれしい。
2018年12月7日金曜日
べきべき、から、あるある。
最近少し心持ちが変わって来たように思う。
★ わたしがあなたを生みました。
だから、死ぬところもきちんと見届けるわ、どうぞ。
このリンクは心屋仁之助さんのブログ。
いつからだろう、このブログを読むのは
毎朝の日課になってた。
何のきっかけで辿り着いたのかも思い出せないの
だけど多分必要な時にすっと入ってきたと思う。
以前、自分では何かとイライラすることが多かったり
何かあると自分がいかんと思うところがあった。
自分なりの「べき姿」があって、そこから外れる
とざわざわして、落ち着かない。
悲しさと悔しさが入り混じって怒りにつながる。
会社を辞めて、自分でやってみようと思う頃から
それが少しずつ変化して来たように感じる。
できるものはできるのだけど、
できないものはそれこそいっぱいあるし、
頑張っても結局うまくできない。
どこかで苦手なことや弱いことがいっぱいある
自分を受け入れるようになったり、
失敗してもそれはそれでいいんだとか、
全体的には楽観的にいた方が結果うまくいくとか、
全然完璧じゃないけど、でもやっぱり自分は
なかなかいいもの持ってるじゃないかと思ってみたり。
まだ、その途上ではあるのだけど。
失うことを恐れて、自分らしさが出せなくて
結局失う。
ああ、なるほど。そんなことも「ありあり」
なんだと。
自分を責めず。
結果それをいい、悪いと思うのがどちらでも
それを感じ切る、ということかな。
それでいいような気がしている。
それは、自分の選択の積み重ねなんだし。
考えてみれば、「べきべき」のレールからは
随分前に外れてたのに、脱線してもうレールには
乗っかれないのにも関わらず、レールから離れる
ことを怖がっていたような感じだ。
もう、戻らなくていいと認めようと今更ながら
気付いたりして。
本当に、必要な時に必要なものに出会う。
そして明日は寒くなりそうだ。
2018年12月6日木曜日
大連テレビ局に初潜入
雪が降りそうな寒い日。
大連テレビ局へ。
テレビ番組に出演、
するわけではなくて。
とある中国企業の会社資料の
日本語音声を録音するために
所謂、レコーディングにチャレンジ。
建物に入ってみると、やはり古いのか
そこまでテレビ局の華やかさは感じず。
どちらかというと政府役所に入った
ような感じ。
レコーディング室は、だだっ広い中に
一人で入りマイクの前に座る。
そして、ヘッドホンをつけてガラス越しに
指示を受ける。
原稿を読むと、紙に触る音や
少し動いて服の音が入ってしまうので
動かないように、気をつけながら。
ある程度は編集でうまく切ったりつなげたり
もできるらしい。
その辺りはさすがプロ。
何度か撮り直しする部分がありつつ、
終わった時には達成感あり。
本業とは少し違う仕事ではあったものの
最近はちょいちょいスポットの業務依頼が
あり、とてもありがたい。
心をオープンにして、この流れに乗って
行ってみたい。
その流れを、行き先を信じよう。
だからこそ、途中の景色を楽しめる。
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