『新入社員の安定志向くっきり』(4月20日/日経新聞より)
日本能率協会による新入社員意識調査の結果です。
「実力・成果主義」よりも「年功主義」を選んだ人が多かったとのこと。
はたして新入社員が「実力・成果主義」と「年功主義」を
どのように認識しているのかはわかりませんが
学生が会社選びの際に、自分が長く働ける環境を求めている
ということを表しているのかもしれません。
安定志向というと、会社の経営が安定しているところで働きたい
ということが一般的かもしれませんが、
今の新入社員が60歳になる頃(2050年頃)まで存続している会社は
どれくらいあるのでしょうか。
希望していてもしていなくても、おそらくほとんどの人が転職を
経験することになるのではないかと思います。
そうすると、会社に頼り、会社の安定を求めるのは危険かもしれません。
それであれば、自分を安定させるという考え方もできます。
会社に頼らなくてもよい、広く通用する経験やスキルを身につけるか、
自分にしかできないこと(秀でていること)を見つけて伸ばすことです。
会社の安定は自分ではコントロールできません。
自分の安定は自分でつくることができます。