2010年8月29日日曜日

波に乗る。


もう8月最後の週末なんですね。

今日はタイトルそのまま、海に行ってきました。


初めてサーフィンに挑戦。

まずは、サーフボードを持って海の中に入っていく。

次にサーフボードの上で腹這いになり、
波が来たら、腕で水をかいて前に進み、
波に押し出されて前に進んだら立ち上がる。


波に乗ってサーフボードの上に立っている時は
何とも言えない感覚がありました。

新しいことを始めると、新鮮で発見があり、
最初できないことができるようになる感動があります。


ただ、そうは言っても時間の大部分は
また沖に向かって波に向かっていくことや、
波を待ってタイミングを計ることなどの
非常に地味なアクションに支えられています。


それって仕事と同じだな、と思いました。

地味で退屈と思えることでも、何か次につながる
行動になっているということですが、
これに気づくことがなかなか難しいですよね。


また、波はどんどんやってきますがどの波を選ぶか。

同じような波は来るのだから、チャンスを逃しても
次があると、海では言えるかもしれませんが
現実には次にどんなチャンスが来るかわからない中で
乗るか乗らないか、決めないといけません。

結局は自分が一生懸命、腕で水をかき、前を向いて、
立ち上がろうとするかどうか。

なんてことを海に入りながら考えてしまいました。


そして今も波の感覚が体に残っていてます。

新しいことは何でも挑戦してみるものだ、
と思った夏の一日でした。





2010年8月26日木曜日

チームのために何をする?


今日は振替休日、平日の世の中を感じてきました。


普段丸の内で、しかもほとんど外に出ないので
平日に外を歩くのは、気分転換の効果抜群です。

最初は買い物目的で新宿に行こうと思ったのですが
せっかくだし、と思い映画を観てきました。


INCEPTIONという映画です。

これから観る人もいると思うので、あまり内容にはふれませんが
チームを組んで、その中にはいろいろな役割の人がいます。

自分だったらどの役割がいいかな、と考えてしまいました。


大勢でどこかに出かける時とか、自分はどんな役割が多いか
考えてみると実はいつも似通ったりしていますが、
そういったことから自分に合った仕事を考えることもできます。


映画とかを観る際にも、この中だったら自分はこの役割かな
という視点で観てみるのもおもしろいと思います。




2010年8月22日日曜日

自分との約束。


今週、うれしいことがありました。

自分で立てた、目標が達成できたからです。


TOEICで850点以上を目標にやってきて、
去年の夏、何年かぶりに受けた時は650点でした。

その後、少しずつ点数が伸び、先月受けた結果が895点。


何より、1年間やってきた成果が目に見える形になったこと、
自分との約束を果たせたことに達成感がありました。

このことが一つの点になり、将来につながればいいなと思います。


そもそも、去年英語の勉強を始めたのには理由がありました。

リーマンショック後、マーケットの急激な変化についていけず
それまでの自分の仕事の進め方が全くうまくいかなくなったのです。


社会人になってから、初めてとも言える本当に苦しい時期でした。


その時に思ったことは、
苦しいのは成長のきっかけだから、素直に向き合って受け入れよう、
直近のことばかり見ていると下を向いて苦しくなってしまうので
少し先を見て、何かに取り組んでみようということでした。


具体的には、中長期的に自分がやりたいことを実現するために
今のうちに英語を武器として磨こうということに決めました。


できなかったことが、できるようになったと実感できるとき
一番充実感や達成感を得ることができます。


人から与えられた目標ではなく、自分との約束を守ることが、
はたらくを楽しむコツなんじゃないか、と思います。



2010年8月15日日曜日

航海に出よう


社会人にとっての夏休み、お盆期間が終わります。


最近だと、好きな時に夏休みを取得できる会社も増えていますが、
うちの会社は、ほとんどの人がお盆期間に休みます。

ただ、休みではない会社もあり、面接も組まれているため
グループ毎に何人かずつはいる必要があり、出社していました。

毎年こうやってお盆期間は出社して留守番対応をしています。
そして、その後に夏期休暇を取得して毎年海外に行っています。


今年は、9月中旬にラオスへ行きます。

タイ・バンコク往復の航空券だけ取って、あとは現地で全て決めます。


泊まる場所や移動手段を決めて行かないのは、
行く前に細かく決めすぎてしまうと、それにとらわれすぎてしまうし、
結局のところ、行ってみないとわからないと思っているからです。


今日読んでいた本※にも同じ様なことが書いてあって、
妙に納得してしまいました。


キャリア・プランニングは、線路を引いて駅を作るようなものではなく、
海で風をうまくとらえて、船を前に進めていくのに近いと思います。


キャリアコンサルタントは航海士として、
風を読み、嵐を乗り越えて一緒に前に進めていく役割があります。


そのミッションが果たせるように、今年の旅からも多くを学び、
自分を磨き高めていきたい、と思います。




2010年7月19日月曜日

『無敵の民』の話。


夏が来ました。


同じ気温でも蝉が鳴いているか、いないかで
体感気温はかなり違うような気がします。


これは完全に個人的な感覚ですが、
一年の記憶は、その年の夏のことを思い出すことが多いです。

夏合宿だったり、夏休みに行った場所だったり、
イベントが多いからかもしれません。


今日は、先日のキャリアセミナーのことを書こうと思います。
その中で『無敵の民』という話がありました。


グローバル化が進み、IT技術が高まるということは、
今まで守られていた仕事や給与を失う可能性があり、
求められる個人になっていかないと、
いつ何に取って替わられるかわからなくなります。


『無敵の民』とは…

①かけがえのない人、特化した人

②適応力によって進化する人

③他人との共同作業をまとめる仕事をする人

④地元に錨を下ろしている人、熱心なパーソナライザー


同じ人材業界ではたらく、同じ大学の先輩が
話をされていました。


交流会では、「人材業界を盛り上げたいよね」という言葉に
日本をもっと盛り上げて行こうという意思が感じられました。


人が個性を発揮しながら、組織に刺激を与えて
それが革新につながり、
その連鎖で日本も世界も活気づく。


『無敵の民』、目指します。



2010年7月14日水曜日

視線の先と歩いてきた道


小学生や中学生の頃に何になりたかったか憶えていますか?


先日、中学校の同級生と再会した際に

「あの頃は何になりたかった?」

という話になり、思い返してみたのですが中学生の頃は
何もなかったんじゃないかということがわかりました。


高校生の頃もラグビーばかりやっていて、その先のことは
何も考えていなかったようです。


大学を選ぶ時に、何か絶対的な正解や答えがないものを考えたいと
心理学を選びました。(他には教育や哲学に興味がありました)


それから人や集団・組織に興味を持ち、今はその興味の延長にある
仕事ができている、と思います。


仕事を選ぶということは、どう生きるかということでもあり
自分がどんな道を歩いてきて、今どこに立っているのかということと、
視線の先には何を見据えているのかということの両方から考えると
そこまでの行き方がたくさん考えられたりするのだと思います。


視線の先だけで、今自分がいる所がわからなくても
どう歩いていいかわからないし、
足下だけ見ていてもどこへ向かうのかわかりません。


視線の先がまだぼんやりしていても、
今まで歩いてきた道を信じて歩いて行けば、
きっと積み重ねたものが道になり、橋になり、
どこかへ辿り着くのだと思います。



2010年7月4日日曜日

ポジショニングとブランディング


サッカーのワールドカップも終盤になってきました。

おもしろい対戦が増える一方、終わらないで欲しいと思ってしまいます。


そして、今週末は盛りだくさんでした。


昨日はブランディングについてのセミナーに参加してきました。

キャリアコンサルタントの大先輩が講師で、印象に残ったのは、


自分が何か一番になれるポジションを見つけて、そこで戦うこと、
小さな山でもいいから頂上に登り詰める、ということでした。


自分で自分のプロフィールをどう作っていけるかということですね。


転職活動の際に職務経歴書を作成してみて初めて自分のプロフィール
を客観的に見るという人は多いと思います。

プロフィールを見て、何をどのように活かしたいのか
早くから考えておけると良いかもしれません。


また、今日は大学生向けの就職活動支援団体の集まりがありました。


大学3年生が様々な業界ではたらく人に話を聞くというものです。

貪欲にいろいろなことを知ろうとしているその姿勢は素晴らしいです。

一方で、就職活動だけでなく今自分が興味があることを大切に
精一杯学生生活を楽しんでもらえるといいな、と思います。


それを通して、仕事選びの際には5W1Hで自分は何を大切にしたいのか
わかっていけると自分の軸ができるはずです。
(何をしたいか、どんな風にはたらきたいか、誰とはたらきたいか、等)


ちなみに、今日は70名程度の大学3年生が集まったようですが
希望業界は商社・銀行・保険・マスコミ・メーカーが多かったようです。


金融業界担当のキャリアコンサルタントとしては、
金融業界が上位に入っていることはうれしくもありながら、
人材業界も、もっと興味を持ってもらえるといいな、
そのためにはもっと頑張っていかないといけないと思いました。


ブランディング、大事です。