2010年7月14日水曜日

視線の先と歩いてきた道


小学生や中学生の頃に何になりたかったか憶えていますか?


先日、中学校の同級生と再会した際に

「あの頃は何になりたかった?」

という話になり、思い返してみたのですが中学生の頃は
何もなかったんじゃないかということがわかりました。


高校生の頃もラグビーばかりやっていて、その先のことは
何も考えていなかったようです。


大学を選ぶ時に、何か絶対的な正解や答えがないものを考えたいと
心理学を選びました。(他には教育や哲学に興味がありました)


それから人や集団・組織に興味を持ち、今はその興味の延長にある
仕事ができている、と思います。


仕事を選ぶということは、どう生きるかということでもあり
自分がどんな道を歩いてきて、今どこに立っているのかということと、
視線の先には何を見据えているのかということの両方から考えると
そこまでの行き方がたくさん考えられたりするのだと思います。


視線の先だけで、今自分がいる所がわからなくても
どう歩いていいかわからないし、
足下だけ見ていてもどこへ向かうのかわかりません。


視線の先がまだぼんやりしていても、
今まで歩いてきた道を信じて歩いて行けば、
きっと積み重ねたものが道になり、橋になり、
どこかへ辿り着くのだと思います。



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