2020年7月12日日曜日

中国語のコーチはじめました


中国語を使って、中国語圏の人たちと
意思疎通する。


言語はお互いが違うということを認めた上で
理解し合うためのツールなのだと思います。


異文化コミュニケーションの中で言葉は
重要ではあるけれど、全てではない。


直訳しても伝わらないニュアンスもあるし
文字だけではわからないことがたくさんある。


言ってみれば文字というのはコミュニケーション
の場面においては氷山の一角でしかない。


では、その下には何が隠れているのか。


習慣

文化

歴史


そして、それらを生み出した地理的特性や
気候も関係してくるかもしれない。


全てを知ることは難しくても、その存在を意識
すること、


同じように自分が発する言葉にも大きな背景が
隠れていることを自覚すること、


それだけで解釈に思いやりが生まれてくる。



これは、外国語というよくわかる違いのみならず
言葉を使う以上、認識として持っておきたい。



そして、今回中国語を教える上では
日本人だからこそ日本人に伝えられることもある。



ネイティブではないから、正確な発音や流暢で
こなれた言い回しはできない。


ただ、自分が学習する上でどのようなところに
苦労したのか実際に使う上で感じたことなども
実例として話すことができる。


自分自身、根元にあるのは
もっと中国語が上手くなりたいということよりも
中国で仕事をして生活する機会があって
もっと、文化やそこで生きる人を理解したいと
いう強い思いだ。


なのでテストのための語学ではなくて、
自分がそれを使って何かをしている場面を思い浮かべる
ことができるような人に伴奏しながらコーチする。


まさに今月から学びはじめた、生徒さんは
中華街で知っている中国語をどんどん使って交流を楽しむ人。


きっと、どんどんと遠くまで行けるようになる。


自分も、教えることを通して学べるんだ。



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