2008年2月23日土曜日

『キャリア』について


『キャリア』ってなんだろう?


転職支援という仕事をしておきながら、
この言葉についてはなかなかわからない。


一般的には、『キャリア』には一貫性があることが大切だと言われている。


はたしてそうだろうか?


『キャリア』に一貫性が必要なのは、
日本において採用面接官がそれを求めているからではないだろうか。


採用面接官の常識が、日本の『キャリア』を定義しているように思う。

要するに、日本の『キャリア』は日本のものでしかないのだろう。


日本人は大学を卒業したら、そこから『キャリア』が始まるのが
当たり前だと思っている。


はたしてそうだろうか?


数多くある選択肢の中から、主体的に選んだものが
結果として『キャリア』になるのではないだろうか。

自分の選択に責任を持つ、自分が選んだことだからこそ
精一杯そこで力が出せるのではないだろうか。


きっと、楽しいことばかりではない。それがプロフェッショナルだから。


それでも、自分が選んだことだからこそ、主体的に関わることができる。
それは、決して誰かにやらされていることではないのだから。

誰かのせいにしたい時だってある。どうにもならない時だってある。
もっと違うことがやりたい時だってある。


だったら、また選べばいい。


それが、『キャリア』になる。



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