2011年6月28日火曜日

Google探検記


おはようございます。


今日は初の試み。早朝ブログ。

先週訪問してきたGoogle東京オフィスについて。


サーチ・エデュケーション・エヴァンジェリストの
金谷武明さんに招待してもらって
オフィスツアー+ランチに行ってきた。


まずは受付を済ませ、フロアマップを見てみる。

東京、品川、恵比寿、新宿…

何やら見覚えのある地名。


山手線の駅名!


エレベーターホールを囲んでぐるっと、
会議室にそれぞれ名前がついている。


「次の会議室は上野。今は渋谷だからどっち回りが近い?」

とそんな風に使われている模様。


「3時の方角に敵艦発見!」と同じような感じかな?


そして、あるある!



噂に聞いていたビリヤード台。卓球台。

本当に社員の人が使ってる!Googleっぽい!


自動販売機は無料。ボタンを押せば出て来る。

そしてカフェテリア!これも無料!


全ては仕事の生産性を高めるため、
クリエイティブな発想を生み出すコミュニケーションを
活性化するためのものだそう。


日本語と英語が飛び交う空間。

ここって日本なの?そもそも職場という概念を覆す空気感。

海外の感覚、というより海外に行く時の空港の雰囲気。


人は環境に支配される。

それは広さや天井の高さ、見える景色や聞こえる言葉、
日々食べるものだってそうだ。


日々の習慣が新たな行動、思考となる。

それは特別な環境にいなくたって、
自分で意識してできることでもある。


美しいものを見ているか、
綺麗な言葉を聞き、自分も発しているか。

バランスよく体にいいものを食べているか。


簡単なようだけど、継続は大変。

だからこそ、価値がある。


いい朝。今日も一日、がんばろう!



2011年6月19日日曜日

転職か移籍か


夕方走っていてふと考えた。

というより最近ずっと違和感を感じる言葉がある。


「転職」


職業を転じるということだけど、実態としては
所属する組織を転じることを指すことが多い。


それだったら、「転社」でいいんじゃないか。
というよりも


「移籍」


という言葉を用いたらどうだろう。


個人が自分の職業をプロフェッショナルとして追求
するのはスポーツ選手だけじゃないはず。


ビジネスの領域においても、
一部個人の名前で仕事をする人たちには
「移籍」という言葉が使われる。


もっと一般的に使われてもいいんじゃないかな。


逆に社内異動などで営業から企画・管理部門などに移れば
それは「転職」という言葉を使ってもいい。


個人が好きなこと、得意なことを仕事にして、
その中で「移籍」や「独立」という自由・選択肢を持つ。


もちろん自由には責任を伴う。

求められるに値する自分になっていかなければ。


そしてキャリアコンサルタントとして。

「転職」のお手伝いをするだけではなく、
「移籍」に関わるプロのエージェントになろう。



2011年6月12日日曜日

旗を掲げよう


夏が近づいている。


というより、クールビズの開始が早かったこと、
オフィスの節電モードから、もうすっかり夏気分。


夏気分=旅気分。


毎年夏には海外に行くのが恒例。

去年はラオス、一昨年はキューバ、その前はエジプト。


いつどこに行っても、その時その場所に行くことは
あらかじめ決められていたように感じるから不思議だ。


会うべき人とは会うべきタイミングで会うように
なっているような気がしてならない。


旅で知り合ったわけではないけれど、
先月そんな出会いがあった。


『世界一蹴の旅』そして、開国ジャパンを主宰している
四方健太郎(ヨモケン)さん。


旅というキーワードなのか、
開国というキーワードなのか
ツイッターで情報交換するようになり、
会って話しましょうという流れに。


ソーシャルメディアという言語で新たな世界が広がる。


それは、海外を旅しながら外国語で意思疎通を図って
普段知り合えない人と話せた喜びに似ている。


ヨモケンさんとは世界を旅した時の話や、
開国ジャパンについていろいろ意見交換ができた。


そこで感じたのは、自分が目指しているものを
言語化して人から見えるようにすることの大切さ。
それは旗を掲げながら動くということだ。


「言い切ることが大事。走り出せば形はできてくる」


と、本当にその通りだ。


それ以来、自分自身どんな言葉を使っているのか
気にするようにしている。


気づいたのは、「〜だと思う」という語尾。

例えば、英語にしてみると、


"I think I like it." (私はそれを好きだと思う:述語は「思う」)

"I like it!" (私はそれが好きだ:述語は「好き」)


「思う」なのか「好き」なのかでは全く伝わり方が違う。

もっとシンプルで伝わりやすい言葉をちゃんと使っていこう。


自分の言葉を集めれば、それが自分の旗になるんだから。



2011年6月5日日曜日

次世代キャリア白熱教室@上智大学


『組織の名前ではなく、個人の名前で仕事をする時代』


2011年6月1日水曜日、
次世代キャリア白熱教室@上智大学を開催しました!


上智大学以外の学生・卒業生の参加もあり、
こういったテーマについて多様な人の価値観に触れて気づきを
得たいという希望を持っている人が多いことを実感しました。




「はたらき方は今後どのように多様化する可能性があるのか?」
「個人の名前で仕事をするってどういうことなんだろう?」


そんなことを、様々なバックグラウンドを持っている人たち
の意見交換の中で探っていきたい。

そして、人と人がつながることで何かが生まれる
きっかけを創りたいと思いました。


ワールドカフェ形式は初めてで、
当日使う模造紙がなかなか見つからなくて焦りましたが、
無事実施できました。


ワールドカフェってそもそも聞いたことありますか?


初めてこの単語を聞いた時は、
たしかツイッターで何かのイベントを見たのですが、
何のことやら全くわからず。


ただ、言葉の響き的にいろんな国の人が語り合うってこと?

それは興味ある!

と思ったのを憶えています。

インターネットで調べてみたら、
こんな風に書いてありました。



-ワールドカフェとは-
「知識や知恵は、機能的な会議室の中で生まれるのではなく、
人々がオープンに会話を行い、自由にネットワークを築く
ことのできる『カフェ』のような空間でこそ創発される」
という考え方に基づいた話し合いの手法です。




次世代キャリア白熱教室@上智大学では以下のテーマを設定。


・組織に依存しないはたらき方って?

・起業に対するイメージは?

・「はたらく」とはどんなことなのか?

・次世代キャリアとはどんなものか?

・グローバル人材ってどんな人なの?


それぞれのテーブルではそのテーマにふさわしい人たちに
ファシリテーターとして意見を掘り下げてもらいました。


●ファシリテーター●

小和田香さん
官民連携「助けあいジャパン」の情報発信本部リーダー

寺脇加恵さん
株式会社BeautyBarクリエイティブディレクター

金谷武明さん
サーチ・エデュケーション・エヴァンジェリスト

岡本俊太郎さん
学生団体adoir代表

新居佳英さん
株式会社I&Gパートナーズ代表取締役

豊田圭一さん
グローバル人材育成コンサルタント


そうそうたるメンバーです。
ただ今回は一方向的に誰かの話を聞くという場ではなく、
双方向で全員が学び、
気づきを得るという場を目指しました。


結果一つのテーブル毎の時間は十分にはとることができず
時間でディスカッションを止めるのがもったいない位、
活発な意見交換が行われていました。


テーブルにおいた模造紙にはキーワードがたくさん。
これを見ながらまだまだ話せそう。




そして、印象に残った一言。


「キャリアって、目の前に延びるレールのように
思ってたけどそうじゃなくて、走って来て振り返った
時に見ることができる轍なんじゃないかな」


自分の意見を堂々と話す大学生の姿。
白熱教室の名前にふさわしい、
イベントになりました。


またワールドカフェやりたい!
最初にイメージしたような、日本人以外の人たちも多く交えて
英語や日本語交えながらやってみたいな。



2011年5月22日日曜日

次世代キャリア白熱教室やります!


白熱教室。


ハーバード白熱教室に続き、
スタンフォード白熱教室を見て思うのは、
コミュニケーションのスタイルについて。


ハーバード白熱教室はいかにも大学の大教室で
一人の教授と向かい合う大勢の学生による一対一の応答。


スタンフォード白熱教室では、
学生同士のやり取りが主で
教授は全体の仕切りと促進役(ファシリテーター)。


それぞれ、
求められるコミュニケーション能力は何だろう?


質問されたことに対して、
簡潔そしてロジカルに答えるスキル。

相手の意見と自分の意見をぶつけ合い、
より良い解を生み出す力。


様々な要素があります。


そんな中で、これから重要度が高まるものって何だろう?


『場に応じて適切な自己開示を行うことができること』


ではないだろうか。


最近自分自身、強く意識していることです。


ブログを書くということももちろん、
フェイスブックやツイッターなど、
自分を表現・開示する機会は急激に増えています。


大切なことは、
自己認知をベースにして目標になる方を向いて、
自分の言葉で語り続けること。


そのことで、
同じ方向を目指す人たちと知り合う機会が
本当に多くなりました。


そして、白熱教室。


知り合った人たちに協力をいただきながら、
『次世代キャリア白熱教室』とも呼べるイベントを
6月1日に上智大学にて開催することになりました。




ワールドカフェというスタイルで、
参加者全員が自分を表現しながら、
違う視点にも触れて
何らかの気づきを持ち帰ってもらうことを目的にしています。


自分にないものをたくさん吸収できるチャンス。
ありのままをちゃんと、自己開示することからはじめよう。



2011年5月15日日曜日

Neo Sophians' Festival 2011


やり遂げた充実感。


仲間と力を合わせ、準備してきたことが実を結び、
人と人のつながりを創り、強くしていく。


昨年秋から準備してきたイベントが昨日行われました。


『Neo Sphians' Festival 2011』


上智大学の平成卒業の世代が、
卒業生のコミュニケーションを活性化、
タテ・ヨコ・ナナメをつなぎ、
そのことで個を活かす。

そしてブランドを強化していこうとするものです。


活躍する卒業生の話を聞くだけでなく、
参加者全員が周囲の全方向の人とフラットに
つながれる場を目指しました。


そこで実感したのはソーシャルネットワークの力。


当日はツイッターをスクリーンに映写、
質問や感想を随時全体に発信できるようにし、
名刺交換しながら、
フェイスブックのアカウントを確認して
その後の近況を共有しあうことができます。


お話したほぼ全員がフェイスブックのアカウントを
持っていて、
メールのやりとりではなかなか長く続けることが
難しいところを
"Keep in touch"しやすくなります。


場で得たつながりを、
その後活かせるかどうかは自分次第。


コミュニケーションに対して貪欲でいたいと思いました。


貪欲と言えば。



二次会でお話させていただいた、
藤巻幸夫さん、上岳史さんは
ビジネスで活躍されている大先輩ですが、
二人とも同じようなことを助言してくれました。


「もっと前に出ろ。失敗を恐れずに、欲しいものに対して
 自分からどんどん向かって行け」


次世代を切り拓く、出る杭になる。

いつまでも先輩に引っ張ってもらうようではいけない。


可能性はまだまだ無限大。
興奮の一日でした。



2011年5月9日月曜日

GCDF合格しました!


ゴールデンウィークが過ぎ、
夏を感じる季節になりました。



報告が遅くなりましたが、3月に試験を受けた
というキャリアカウンセラー資格に合格しました!


試験は筆記+カウンセリング実技で構成されていて、
筆記の方はまあまあの手応え、実技は普段仕事でも
やっているのでおそらく大丈夫だろうという感触でした。


改めて、少しGCDF研修を振り返ってみます。


 <プログラム>
  1. 関係構築
  2. キャリアについての理解
  3. キャリアプランニングプロセスの理解
  4. GCDFのコンピテンシーの理解
  5. セルフ・アウェアネスの重要性の理解


大学・大学院で学んだ心理学と、
採用・転職支援の経験を体系立てて学ぶことができ、
引き出しを整理できました。



キャリアという言葉は以下のように定義されています。


『個人が生涯を通じた職業(職業経歴)選択にかかわる
活動・態度と、「働くこと」にまつわる自由時間、
余暇、学習、家族との活動などを含んだ個人の生涯にわたる
生き方(ライフスタイル)のプロセス(過程)』


カウンセリングの中では、
クライアント(相談者)が言ったこと≠伝えたいこと
ということを意識します。


そして、「何について」に「どう感じている」のか?


対象と感情に注目していくことがポイントです。


そして、


  1. 関係構築
  2. アセスメント
  3. 目標設定
  4. 介入
  5. フォローアップ


とう5つのステップで進めていきます。


その手法を転職相談においても意識しています。


自分の中では、目の前の人に似合う色は何かを探すこと
が役割だと解釈しています。


大学院でお世話になった先生から教わったことを思い出します。


「心理学を学んでも人のことはわからない。
 学べば学ぶほど、人は人に謙虚にならなければいけない」


経験を積んでも、資格を取得しても、

謙虚な姿勢で

人を理解しようとすること、教えてもらおうとすることが大切。



最初からベストを目指すよりも、よりベターなものを探し続ける。


その繰り返しで、きっと一番似合う色に辿り着ける。


Keep looking!