2010年8月26日木曜日

チームのために何をする?


今日は振替休日、平日の世の中を感じてきました。


普段丸の内で、しかもほとんど外に出ないので
平日に外を歩くのは、気分転換の効果抜群です。

最初は買い物目的で新宿に行こうと思ったのですが
せっかくだし、と思い映画を観てきました。


INCEPTIONという映画です。

これから観る人もいると思うので、あまり内容にはふれませんが
チームを組んで、その中にはいろいろな役割の人がいます。

自分だったらどの役割がいいかな、と考えてしまいました。


大勢でどこかに出かける時とか、自分はどんな役割が多いか
考えてみると実はいつも似通ったりしていますが、
そういったことから自分に合った仕事を考えることもできます。


映画とかを観る際にも、この中だったら自分はこの役割かな
という視点で観てみるのもおもしろいと思います。




2010年8月22日日曜日

自分との約束。


今週、うれしいことがありました。

自分で立てた、目標が達成できたからです。


TOEICで850点以上を目標にやってきて、
去年の夏、何年かぶりに受けた時は650点でした。

その後、少しずつ点数が伸び、先月受けた結果が895点。


何より、1年間やってきた成果が目に見える形になったこと、
自分との約束を果たせたことに達成感がありました。

このことが一つの点になり、将来につながればいいなと思います。


そもそも、去年英語の勉強を始めたのには理由がありました。

リーマンショック後、マーケットの急激な変化についていけず
それまでの自分の仕事の進め方が全くうまくいかなくなったのです。


社会人になってから、初めてとも言える本当に苦しい時期でした。


その時に思ったことは、
苦しいのは成長のきっかけだから、素直に向き合って受け入れよう、
直近のことばかり見ていると下を向いて苦しくなってしまうので
少し先を見て、何かに取り組んでみようということでした。


具体的には、中長期的に自分がやりたいことを実現するために
今のうちに英語を武器として磨こうということに決めました。


できなかったことが、できるようになったと実感できるとき
一番充実感や達成感を得ることができます。


人から与えられた目標ではなく、自分との約束を守ることが、
はたらくを楽しむコツなんじゃないか、と思います。



2010年8月15日日曜日

航海に出よう


社会人にとっての夏休み、お盆期間が終わります。


最近だと、好きな時に夏休みを取得できる会社も増えていますが、
うちの会社は、ほとんどの人がお盆期間に休みます。

ただ、休みではない会社もあり、面接も組まれているため
グループ毎に何人かずつはいる必要があり、出社していました。

毎年こうやってお盆期間は出社して留守番対応をしています。
そして、その後に夏期休暇を取得して毎年海外に行っています。


今年は、9月中旬にラオスへ行きます。

タイ・バンコク往復の航空券だけ取って、あとは現地で全て決めます。


泊まる場所や移動手段を決めて行かないのは、
行く前に細かく決めすぎてしまうと、それにとらわれすぎてしまうし、
結局のところ、行ってみないとわからないと思っているからです。


今日読んでいた本※にも同じ様なことが書いてあって、
妙に納得してしまいました。


キャリア・プランニングは、線路を引いて駅を作るようなものではなく、
海で風をうまくとらえて、船を前に進めていくのに近いと思います。


キャリアコンサルタントは航海士として、
風を読み、嵐を乗り越えて一緒に前に進めていく役割があります。


そのミッションが果たせるように、今年の旅からも多くを学び、
自分を磨き高めていきたい、と思います。




2010年7月19日月曜日

『無敵の民』の話。


夏が来ました。


同じ気温でも蝉が鳴いているか、いないかで
体感気温はかなり違うような気がします。


これは完全に個人的な感覚ですが、
一年の記憶は、その年の夏のことを思い出すことが多いです。

夏合宿だったり、夏休みに行った場所だったり、
イベントが多いからかもしれません。


今日は、先日のキャリアセミナーのことを書こうと思います。
その中で『無敵の民』という話がありました。


グローバル化が進み、IT技術が高まるということは、
今まで守られていた仕事や給与を失う可能性があり、
求められる個人になっていかないと、
いつ何に取って替わられるかわからなくなります。


『無敵の民』とは…

①かけがえのない人、特化した人

②適応力によって進化する人

③他人との共同作業をまとめる仕事をする人

④地元に錨を下ろしている人、熱心なパーソナライザー


同じ人材業界ではたらく、同じ大学の先輩が
話をされていました。


交流会では、「人材業界を盛り上げたいよね」という言葉に
日本をもっと盛り上げて行こうという意思が感じられました。


人が個性を発揮しながら、組織に刺激を与えて
それが革新につながり、
その連鎖で日本も世界も活気づく。


『無敵の民』、目指します。



2010年7月14日水曜日

視線の先と歩いてきた道


小学生や中学生の頃に何になりたかったか憶えていますか?


先日、中学校の同級生と再会した際に

「あの頃は何になりたかった?」

という話になり、思い返してみたのですが中学生の頃は
何もなかったんじゃないかということがわかりました。


高校生の頃もラグビーばかりやっていて、その先のことは
何も考えていなかったようです。


大学を選ぶ時に、何か絶対的な正解や答えがないものを考えたいと
心理学を選びました。(他には教育や哲学に興味がありました)


それから人や集団・組織に興味を持ち、今はその興味の延長にある
仕事ができている、と思います。


仕事を選ぶということは、どう生きるかということでもあり
自分がどんな道を歩いてきて、今どこに立っているのかということと、
視線の先には何を見据えているのかということの両方から考えると
そこまでの行き方がたくさん考えられたりするのだと思います。


視線の先だけで、今自分がいる所がわからなくても
どう歩いていいかわからないし、
足下だけ見ていてもどこへ向かうのかわかりません。


視線の先がまだぼんやりしていても、
今まで歩いてきた道を信じて歩いて行けば、
きっと積み重ねたものが道になり、橋になり、
どこかへ辿り着くのだと思います。



2010年7月4日日曜日

ポジショニングとブランディング


サッカーのワールドカップも終盤になってきました。

おもしろい対戦が増える一方、終わらないで欲しいと思ってしまいます。


そして、今週末は盛りだくさんでした。


昨日はブランディングについてのセミナーに参加してきました。

キャリアコンサルタントの大先輩が講師で、印象に残ったのは、


自分が何か一番になれるポジションを見つけて、そこで戦うこと、
小さな山でもいいから頂上に登り詰める、ということでした。


自分で自分のプロフィールをどう作っていけるかということですね。


転職活動の際に職務経歴書を作成してみて初めて自分のプロフィール
を客観的に見るという人は多いと思います。

プロフィールを見て、何をどのように活かしたいのか
早くから考えておけると良いかもしれません。


また、今日は大学生向けの就職活動支援団体の集まりがありました。


大学3年生が様々な業界ではたらく人に話を聞くというものです。

貪欲にいろいろなことを知ろうとしているその姿勢は素晴らしいです。

一方で、就職活動だけでなく今自分が興味があることを大切に
精一杯学生生活を楽しんでもらえるといいな、と思います。


それを通して、仕事選びの際には5W1Hで自分は何を大切にしたいのか
わかっていけると自分の軸ができるはずです。
(何をしたいか、どんな風にはたらきたいか、誰とはたらきたいか、等)


ちなみに、今日は70名程度の大学3年生が集まったようですが
希望業界は商社・銀行・保険・マスコミ・メーカーが多かったようです。


金融業界担当のキャリアコンサルタントとしては、
金融業界が上位に入っていることはうれしくもありながら、
人材業界も、もっと興味を持ってもらえるといいな、
そのためにはもっと頑張っていかないといけないと思いました。


ブランディング、大事です。



2010年6月27日日曜日

選ぶ理由、選ばれる理由。


全力でやらないと、自分がどこまでできるのかわからないし、
自分の力も上がっていきません。


高校・大学とラグビー部に所属していて、「トップで!」
という声がよく飛び交うのですが、これは意味としては
「トップスピードで走れ!」ということです。

そんなことを、運動会後の普段使わない力を使った体から
思い出しました。


運動に限らず、自分は何を、どこまでできるのかということを
把握することは大事なことなのではないかと思います。


何かやりたいことがあった時、それをやりたい理由を考えるのは
比較的難しくないですし、人に伝えることもできるでしょう。


それは、自分が選ぶ理由です。

では、選ばれる理由についてはどうでしょうか。


一方的に自分が何かを選ぶだけのような場合でも、視点を変えて
なぜ、その対象は自分に選ばれたのかという見方をすると
見えなかったものに気づくかもしれません。


また、自分が選ばれないと成立しないような、試験や面接などでは
視点を自分の外に置いてみることは非常に有効です。


自分の中で選ぶ理由と選ばれる理由の両方が考えられれば
今何を、どこまでできて、足りないものはどう伸ばしたいのか
よくわかると思います。


いつも、というわけにはいかないとしても
ここぞ!という時には全力で走れるようにしたいと思います。



2010年6月20日日曜日

思いに帆を張る


ワールドカップおもしろいですね!

4年前はあんまり見ていなかったのでほとんど記憶にないのですが、
これで日本が決勝トーナメントに行けば8年前の盛り上がりのように
なっていくのかもしれません。


選手一人一人の強い思いが凝縮された真剣勝負だからこそ、
日本代表の試合以外を観ても引き込まれるのではないかと思います。


出場している選手たちは誰もがワールドカップに出場することを
ずっと目標にして努力してきているのでしょう。

それこそ、小さな頃から。


サッカーがうまい、うまくないという要素もあるにせよ、
目指すか、目指さないか、ということもあるはずです。

強い思いがあれば人は自ずとその方向に進んでいくものです。


昨日『国際協力 First Step フォーラム』という集まりに参加して、
「国際協力・私のきっかけ」というテーマで話を聞き、
それぞれきっかけは様々ですが、共通していたこととして
自信を持ってそれを選んで全力で取り組んでいることが
きっと次の何かにつながっていくんだろうな、と感じました。


仕事を選ぶ時、「これをやりたい!」という明確なものが
必ずしもあるわけではないことも多いのではないかと思いますが
そういう場合は、今目の前にあることに全力を注ぐことで
何かが見えてくることもあるんじゃないでしょうか。


自分のことを振り返ってみても、今の仕事を続けてくる中で
日々が同じように感じることもありましたが、
最近になって着実に自分が行きたい方向に進んできているんだと
いうことを実感できるようになってきました。


大事なことは自分に正直であること、
そして今自分にできることは何かを考え、
決めたことをやりきるということなんだと思います。


思いは引力であり、追い風です。



2010年6月13日日曜日

変化はチャンス


今週末は土・日とGCDFの研修です。


今朝、研修の最初に日経新聞の記事の共有がありました。


キャリアコンサルタントとしてお客様の同じような事例
についてはたくさん聞いてきましたが、
自分が今どのように感じているのかについて書きたいと思います。


朝聞いた時、
そして今もワクワクしているというのが本音です。

将来のことはどこにいても、
何をしていてもわからないのだし、
わからないからこそ、おもしろい。


だったら、
今の状態でいるよりは変化のある道の方が
今は想像もできないようなチャンスがたくさんありそうです。


新しい環境に対する適応力と、
変化に対する柔軟性については
割と自信がある方で、
これはバックパッカーとして見知らぬ土地でも
なんとかやってきたということがあるのかもしれません。


いつかは、前人未踏の地に立ってみたいと思います。



6月7日よりDODA掲載中『違う自分に気づく時』


鶴岡秀行 キャリアコンサルタント 株式会社インテリジェンス



2010年6月6日日曜日

ドラッカーとONE PIECE


今日は久しぶりに天気の良い、気持ちのいい日曜日。


Twitterで見つけた大学体育会仲間を誘い、皇居ラン。
9年ぶり位でお互いの近況を話しながら、楽しく走れました。


昨日は先月の同窓会で再会した大学心理学科の同期と会いました。
大学の時はあまり話していなかったのが惜しい位、実は話も合い、
今後やっていきたいことを是非応援したいと思った夜でした。


の最後のくだりについて少し書きたいと思います。


「何によって憶えられたいか」


どんな存在として人から認知されたいか、ということです。

自分のキャリアを考える時、「どう生きたいか」を考えるとともに、
「どう記憶されたいか」というアプローチで自分に問いかけることは、
今何をすべきか考える上で有効ではないかと思います。


実はこの言葉から、思い起こした言葉があります。


「人はいつ死ぬと思う…?

心臓を銃で撃ち抜かれた時… …違う

不治の病に冒された時… …違う

猛毒キノコのスープを飲んだ時…… 違う!!!

…人に 忘れられた時さ…!!!」


これは漫画『ONE PIECE』の中の名言です。


ドラッカーとONE PIECEという、かけ離れたように見える
2つのものから1つの共通するメッセージをもらえました。